格安SIMの普及に伴い、カーナビとしてタブレット端末を車載用に導入を検討する人が増えてきている。
カーナビとしても使用はもちろんのこと、音楽や動画再生などのマルチメディアとしての目的で搭載したいと思う人も多いはず。
画面が広く操作しやすいタブレットは、設置場所を選んでしまうのもまた事実。
そこで本日は、タブレットを車に固定できる4つのパターンとおすすめの商品を紹介したいと思う。
これからiPadのようなタブレットを車載用にしたいけど、どのタイプを選んでいいのかわからない人の参考になれたら幸いである。
もくじ
車の前列にタブレットを固定する4つのパターン
タブレットをカーナビやマルチメディアデバイスとして使うためには、車の前列(運転席、助手席周り)にタブレットを固定する必要がある。
そこで、運転席や助手席から見やすくて操作しやすい設置パターンをいくつか紹介しよう。
設置のしやすさ | 安定性 | 見やすさ | 操作性 | 見た目 | |
ドリンクホルダー | ◎ | △ | 〇 | △ | △ |
ダッシュボード | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 |
フロントガラス、バイザー | 〇 | △ | ◎ | △ | △ |
専用マウント | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ドリンクホルダー固定タイプ
ほぼ全ての車についているであろうドリンクホルダーに固定することができるのがこのタイプ。
設置のしやすさは非常に簡単。
座席についてあるドリンクホルダーにアームを差し込むだけで使うことができる。
設置場所によっては操作しづらくなってしまうかもしれないが、使わないときはすぐに取り外せるというメリットもある。
また、ホルダーのタイプやタブレットの大きさによっては、固定が不安定になってしまい操作しづらくなってしまうデメリットもある。
ダッシュボード固定タイプ
ダッシュボードに固定するタブレットホルダーであれば、操作しやすい上に座席回りもすっきりとさせることができる。
ドリンクホルダー固定に比べて、アームが短かったりするので、安定性は増すだろう。
ただし、大き目なタブレットを選ぶ場合、運転の邪魔にもなりかねないので、設置する場所を選んでしまうこともあるかもしれない。
フロントガラス、バイザー固定タイプ
フロントガラスやバイザーなどの視界上部に取り付けるタイプもある。
フロントガラスの視野は狭まってしまうものの、画面の見やすさは抜群だろう。
ただし、設置場所によっては操作がしづらくなってしまうこともあるかもしれない。
専用マウント
かなり車種は限定されるが、タブレット専用のマウントで固定する方法もある。
安定性、操作性、見た目全てを満たしてくれるのだが、ネックは「対応車種が圧倒的に少ない」ということだ。
タブレット直付けという選択肢もアリ
どうしてもちょうど良いホルダーが見つからないという場合、思い切って直付けをするという選択肢もアリだ。
タブレットを車載専用として使うなら、インパネに直接両面テープで張り付けることもできる。
ただ、取り外すことも想定するのであれば、おすすめはマジックテープで固定するというものだ。
実際に私もiPad miniを古いナビの上にマジックテープで張り付けているのだが、意外としっかりと固定してくれている。
ガタガタ道や車が大きく揺れていてもガタついたり外れたりしたことは無い。
もちろん、タブレットを持ち出したいときはマジックテープを外すだけなので、非常に手軽に外すことができる。
愛車に合ったタブレットホルダーを選ぼう
どんな車にでもタブレットを設置すれば、ハイテクなマルチメディアデバイスとしてドライブを豊かにしてくれるだろう。
自身の車に合わせて、是非ベストなタブレットホルダーを選んでもらいたい。