いつか直近のファームウェアアップデートのせいで、Galaxy WatchのLINE通知が手間になってしまった。
もくじ
LINE通知のメッセージ確認に「2アクション」必要
以前であれば、LINEの通知が来ると、Galaxy Watchの方にはメッセージの内容がすぐに表示されるようになっていた。
これによって、腕を傾けるだけでメッセージの内容を確認することが簡単ということで、非常に重宝していたのだ。
しかし、ここ数か月以内のアップデートを何気なく行ってしまったせいで、通知の受信後に画面をタップしないと内容を確認できないことになっている。
改悪された仕様
LINEを受信すると表示される画面。
「続きを読む」をタップしないとメッセージを読むことができなくなっている。
また、稀に「新着メッセージがあります」というメッセージのみが表示され、「端末で表示」することしかできなくなるが多々ある。
改悪された仕様
以前の仕様【実質ノーアクション】:
メッセージを受信⇒腕を傾けるだけでメッセージを確認できる
現在の仕様【1~2アクション】:
メッセージを受信⇒Galaxy Watch画面内の「続きを読む」をタップ(1タップ)⇒メッセージの内容を確認
メッセージを受信⇒Galaxy Watch画面内の「続きを読む」をタップ(1タップ)⇒「新着メッセージがあります」と表示される(1タップ)⇒結局スマホで確認
「たったこれだけのこと?」と思われるかもしれないが、このアップデートは改悪以外の何物でもない。
そもそも、手が塞がっていたりスマホを触れない状態でも簡単に通知が確認できることがスマートウォッチの売りのひとつだったのに、今回のアップデートで何かしら操作をしないとメッセージを確認できなくなったわけだ。
そもそも、通知の受信と同時に画面に表示されると誰かに見られるから嫌だという場合は、通知設定でメッセージ内容を非表示にすることができる。念のため通知設定を確認したが、メッセージ内容を表示されるように設定されていたので、恐らくファームウェアの問題ではないかと思う。
実は今回のファームウェアアップデートについて、特に内容を確認せずに行ってしまったと反省している。
もちろんアップデート内容にもよるが、スマホなどのアップデートについても、すぐに行わずしばらく落ち着いてから行うのが正しい判断であろう。また内容によっては、アップデートせずに旧ファームで使い続ける方が得策という場合もあるので、内容についてはきちんと確認した方が良い。
新型Galaxy Watch 3の影響か?
今回のファームアップデートは、Galaxy Watch 3の発表時期と重なっていたこともあるから、Samsung側としても開発するソフトを統一したく、旧モデルについてのファームアップデートを公開したのだと思われる。
追記(2020/12/8)
2020年11月にGalaxy Watch 3が発売されたので、私も乗り換えることにした。
今現在、Galaxy Watch 3とGalaxy Note 10 Plusの組み合わせで使っているが、同じ症状はかなり減ったように感じる。
よって、新型のGalaxy Watch 3にも同じ仕様になっているかどうか気になるところではある。
直接的な原因は分からないままであるが、恐らく「スマホ側の通知設定が上手くできていない」ことで、Galaxy Watch側に正しく通知が届かないのだと思われる。
乗り換えてから症状が再現されないため検証には至れていないが、もしこの症状が改善されていないのであれば、スマホ側の設定も見直してみると良いかもしれない。
Galaxy Watch 3の日本国内発売は未定
先日のGalaxy unpackedで発表となったGalaxy Watch 3だが、海外一部の地域では既に発売となっている。しかし残念ながら日本国内での発売日は未だに発表されていない。
同じく発表された最強フラグシップスマホのGalaxy Note 20、次世代型折りたたみスマホのGalaxy Z Fold 2、アクティブNC搭載の完全ワイヤレスイヤホンのGalaxy Buds Liveについても、国内で発売されることは間違いないだろうが、未だその発売日は未定のままだ。(2020/9/14執筆日現在)
スマホについては、イオシスなどで既に海外版が発売されているが、Galaxy Watch 3についてはExpansysか海外通販サイトから直接購入しか手段がない。また入手できる機会があれば、是非ともレビューしたいものだ。
ファームウェアのアップデートには注意
スマートウォッチに限らず、スマホやタブレットについてもファームウェアのアップデートをする際には注意しなければならない。
- ファームウェアのアップデートは急がないこと
- アップデート内容を確認して、必要に応じて行うこと
これが今回私の教訓になったわけだ。