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【2021年版】高級コンデジのおすすめ4モデル|選び方のポイントや口コミまとめを紹介

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近年のスマホはデジカメ並みのカメラ性能を持っているものが多く、ちょっとした写真撮影にはスマホで事足りる場面が多い。

とはいうものの、「日常生活や旅行先で記憶に残る綺麗な写真や動画を手軽に撮影したい」という目的で人気なのが高級コンパクトデジタルカメラ(通称、高級コンデジ)。

日常や旅行先で綺麗な写真を撮りたい
日常や旅行先で綺麗な写真を撮りたい

スマホでは撮影できないような高画質で魅力的な写真が撮りたいのであれば、本格的なカメラが欲しくなるわけだが、中でも高級コンデジは、手軽に撮れる機動性と画質のバランスが取れたカメラともいえる。

  • 最高最強画質の写真を撮りたい ⇒ 一眼レフ
  • もう少しお手軽にカメラを楽しみたい ⇒ ミラーレス一眼
  • スポーツやアウトドアの写真を撮りたい ⇒ アクションカム
  • 旅行や日常でそれなりに良い写真を撮りたい ⇒ 高級コンデジ

専門的な話はプロの方々に任せるとして、

  • プライベートで旅行や日常の写真を綺麗な写真や動画で残したい!
  • フリマ出品やブログ・SNS用にワンランク上の写真を撮りたい!
  • カメラ知識がなくとも、スマホカメラよりいい写真撮ってドヤりたい!

という方に対して、

ガジェットオタクが選ぶ、日常使いとしての「【高級コンデジの選び方とおすすめを解説】人気カメラの比較と口コミまとめ。」というテーマでお話しようと思う。

目次

高級コンデジは「手軽に本格的な写真が撮れるコンパクトパメラ」

手軽に本格的な写真が撮れる高級コンデジ
手軽に本格的な写真が撮れる高級コンデジ

一眼レフやミラーレスカメラなどを使わなくとも、いわゆるコンパクトデジカメのサイズでありながらごっついカメラ並の写真が撮れるのが高級コンパクトデジタルカメラ、通称「高級コンデジ」

厳密に「どういうカメラが高級コンデジ」という定義はないものの、

  • 比較的大型のイメージセンサーを搭載(2014年4月時点では概ね1/1.7型以上)
  • 単焦点レンズまたは広角端の開放F値が概ねF2.0程度よりも明るいこと
  • 高品位な外装や機能を搭載

出典元:高級コンパクトカメラ(Wikipedia)

あたりの条件が、一般的のようだ。

高級コンデジが人気な理由

高級コンデジが今人気である理由は、一眼レフなどのガチカメラとお手軽撮影のスマホカメラのちょうど真ん中くらいのカメラだから。

一眼カメラのような高画質で魅力的な写真を、手軽に撮れる。

高級コンデジの魅力は、この一言に尽きる。

メインの一眼レフカメラのサブカメラとして愛用されているプロカメラマンもいらっしゃるくらいだから、その高性能さはお墨付き。

一眼レフカメラは重いしデカイし、操作が難しそう。
でも、スマホのカメラよりきれいな写真が撮りたい。

そんなアナタにピッタリなカメラが、高級コンデジ!というわけ。

日常生活を動画として記録するVloggerたちが増えている
日常生活を動画として記録するVloggerたちが増えている

また最近では、日常生活を写真ではなく動画で記録するVlogなるものを始めるVloggerたちも増えている。

もちろんスマホでVlog撮影をすることもできるが、最近の高級コンデジは画面の向きを変えることができ、自撮り撮影が非常に便利になっている。

加えて高性能なカメラで撮影する動画は、とても綺麗に撮れる。すごくよく撮れる。

自撮りLoverなYoutuberやVloggerたちじゃなくても、これから生まれてくる我が子の写真や動画を綺麗に残したい!!

というプレパパの私にとっても、高級コンデジは非常に魅力的なカメラというわけだ。

高級コンデジ選びのポイント

高級コンデジを選ぶにあたり、最低限確保したいスペックというのがある。

日常の普段使いや旅行用で写真や動画を気軽に撮影する目的として、「スマホよりワンランク上の写真を手軽に撮りたい」をコンセプトに、高級コンデジ選びのポイントを解説する。

センサーサイズ

高精細な写真には、大きいセンサーが必要。
高精細な写真には、大きいセンサーが必要

カメラのイメージセンサーはレンズを通ってきた光を電気信号に変換するもの。

主に写真の高画質度に関わってくるセンサーサイズは、大きければ大きいほうが良い

スマホとデジカメの大きな違いはなんといってもセンサーサイズの大きさ

いくらスマホのカメラ性能が良いといっても、そこには越えられない壁があるのが事実。

両者で撮った写真を小さい画面上で並べてもぱっと見違いがわからないかもしれないが、被写体の細かい輪郭や影、色の表現力、臨場感にははっきりと差が表れる

そして、その細かな差が「魅力的な写真」の要因であることは言うまでもない。

写真を綺麗にとれる一眼レフやミラーレスはカメラ筐体が大きいため大型のセンサーが搭載できるが、コンパクトデジカメやスマホのサイズだとどうしても小さくなってしまう。

写真の高精度に関わってくるセンサーサイズは、1インチ以上のカメラを選ぶべき!

絞り(F値)

背景がボケて被写体をくっきり写すためには明るいレンズが必要
背景がボケて被写体をくっきり写すためには明るいレンズが必要

絞り(F値)とは「レンズ内の羽の閉じ具合」のこと。

この値が小さいほどレンズが開いている状態になり、光を多く取り込むことでより背景をボカすことができたり、暗所でもしっかり明るい写真が撮れる。

用途にもよってくるが、基本的には絞りが小さければ小さいほど良いレンズになる。

最新のスマホでもF値が小さいレンズ搭載されているものが増えており、背景がしっかりボケて一眼ライクな写真撮影ができるものがある。

そして、もちろん高級コンデジ選びにも気にしてほしい重要な性能だ。

被写体がくっきり浮かんで際立つようなボケを表現したいのであれば、「絞り(F値)」が1.8以下の明るいレンズを選ぶべき!

焦点距離

自撮りで背景も広く映すために必要な広角レンズ
自撮りで背景も広く映すために必要な広角レンズ

焦点距離は、ざっくりいえば「レンズからセンサーまでの距離」のこと。

小さければ小さいほど広角レンズ、大きければ大きいほど望遠レンズになる。

広角レンズであれば、近くにある広い範囲を撮影できるので、

  • 狭い部屋
  • 後ろに下がれない撮影
  • 大人数での自撮り
  • 広い背景を含めた撮影

などの撮影で有利。

逆に望遠レンズであれば、遠くにある狭い範囲を撮影できるので、

  • 遠くにある小さなもの、動物
  • どアップで迫力のある撮影
  • 背景を大きくボカした撮影

などで有利になる。

コンパクトデジカメで使われるレンズは基本的にズームレンズという焦点距離を変更できるレンズであり、短い距離のものが広角側で遠い距離のものが望遠側を表す。

日常使いで重要視したいのは広角側であり、

焦点距離は最低でも24㎜以下のものを選ぶべき!

これは、腕を伸ばす自撮り撮影で、背景もある程度写すためには最低限24mmは必要であると言われているから。

逆に望遠側としては、デジタルズームや拡大表示でなんとか伸ばせるものなので、特別理由がない限り、

光学3倍ズームくらいあれば十分!

逆に、ズームができない単焦点レンズだと使う範囲が限られてしまうので、普段使いとしてはあまりおすすめはしない。
(ただし、単焦点レンズならではの魅力があるのも事実。)

手振れ補正・動画性能・画面機構など

それ以外の選ぶポイントとしては、これらのものがあげられる。

  • 手振れ補正性能
  • オートフォーカス速度
  • 画面のタッチ操作対応
  • 液晶画面のチルト機構、可動域
  • 動画撮影性能
  • スマホとの連携(Wifi、Bluetooth、NFC)
  • 内蔵ファインダー、内蔵フラッシュ、内蔵NDフィルターの有無

とはいえ、実はこれらの「付加機能」がメーカーの特色がよく表れる要素でもあるので、重要なポイントでもある。

「カメラに何を求めるのか?」

カメラ選びで、実は一番大事なのは、「カメラに何を求めるのか?」がはっきりしていること。

カメラの性能うんぬんよりも、自分がまず、カメラで何をどう撮りたいのかをはっきりさせることが一番大事だと思う。

「完璧なカメラは存在しない」

後に紹介する高級コンデジは、正直どれを選んでも大差はなく、確実に幸せな撮影ができるカメラたちであると言える。

しかし、カメラ特有の得意や不得意があるため、

自分が「カメラに何を求めるのか」をしっかり意識したい

  • とにかく高画質で魅力的な写真が撮りたい!
  • 自撮りがメイン!歩きながらでもきれいな動画が撮りたい!
  • 激しく動く子供や動物をしっかりと撮りたい!
  • なんでもそつなく綺麗に撮れる汎用的なカメラが欲しい!

高級コンデジのおすすめ人気4モデルの特徴と口コミ

上記のポイントを満たす高級コンデジの中でも、今現在(2021年1月執筆時現時点)で購入できる人気の高い4モデルをピックアップしたので、紹介したいと思う。

それぞれカメラの性能や特徴、実際に私が触ってみてのインプレッション、そしてレビュー記事や動画で紹介されていたメリット・デメリットの口コミついてもまとめるので、是非参考にしていただきたい。

SONY Cyber-shot DSC-RX100シリーズ

RX100シリーズの特徴

画像をクリックすると、商品ページに飛びます。
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高級コンデジジャンルの代表格ともいわれるソニーのRX100シリーズ。

初代RX100が発売された2012年から、ほぼ毎年アップグレードを重ねられてきて、第7代目のRX100M7が発売されている現在でも、8年前の初代モデルが店頭に並んでいるほどの人気ぶり。まさにキングオブキング。

SONY RX-100シリーズの印象

  • 当時の最新技術を搭載している性能ゴリゴリのSONYらしいカメラ。知名度や人気度、価格どれをとってもNo.1。
  • 像面位相差AFによる高速オートフォーカスが他社にない最大の売り
  • 価格は高いが、とにかく高性能・高機能なカメラが欲しい人向け
  • 動画も撮影できるが、どちらかといえば写真に強い印象
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発売時期センサーサイズ有効画素数絞り値焦点距離
RX100(初代)2012年6月1.0型約2020万画素F1.8-4.928-100mm
RX100M22013年7月1.0型約2020万画素F1.8-4.928-100mm
RX100M32014年5月1.0型約2010万画素F1.8-2.824-70mm
RX100M42015年7月1.0型約2010万画素F1.8-2.824-70mm
RX100M52016年10月1.0型約2010万画素F1.8-2.824-70mm
RX100M5A2018年7月1.0型約2010万画素F1.8-2.824-70mm
RX100M62018年6月1.0型約2010万画素F2.8-4.524-200mm
RX100M72019年8月1.0型約2010万画素F2.8-4.524-200mm
SONY Cyber-shot DSC-RX100シリーズの性能概要
RX100M7は性能と価格ともに最強レベル。
RX100M7は性能と価格ともに最強レベル。

シリーズ歴代モデルのざっくりの違いとして、

  • 初代:ファインダー無し、チルト液晶なし、Wifiなし
  • M2:チルト液晶搭載、Wifi対応
  • M3:レンズ変更(F1.8-4.9 ⇒ F1.8-2.8)瞳AF、ファインダー搭載、動画手ブレ補正強化
  • M4:4K撮影対応、連写性能強化(10 ⇒ 16コマ/秒)
  • M5:像位相差AF搭載、連写性能強化(16 ⇒ 24コマ/秒)、M5Aはマイナーチェンジ
  • M6:レンズ変更(F1.8-2.8 ⇒ F2.8-4.5)、光学ズーム(2.9倍 ⇒ 8倍)、タッチ液晶搭載
  • M7:リアルタイム瞳AF、動画手ブレ補正強化、マイク端子

RX100シリーズの口コミまとめ

スクロールできます
デザインシンプルですっきりして良い
グリップ感がなく小さいので滑って落としそう
静止画コンデジとしては十分な高画質
傾向は、「実際の色を忠実に再現できる」
安定した撮影ができる「信頼性」のあるカメラ
レンズが少し暗い(M6、M7)
マクロはあまり得意ではない
動画位相差AFによるオートフォーカスが優秀すぎ
手ブレ性能はいまいち
スローモーション撮影が良い
操作性UIが複雑&階層が深くて、慣れるまで設定を探すのが大変
バッテリー全然持たない。旅行で1日使うには、バッテリー3つくらいは最低必要。
RXシリーズ全てで同じバッテリーが使える
未だにUSB TypeCではなく、MicroUSB仕様
機能性ズームが強力になり、望遠距離での撮影が超優秀になった(M6、M7)
内蔵のNDフィルターがある(初代~M5)
カメラ単体のタイムラプス撮影には別途アプリ必要(M3~M5)
外部マイクが使えない(初代~M5)
液晶太陽光直下場面で液晶モニタが見にくいが、ファインダーがあるのは良い
タッチパネルが使えない(初代~M5)
その他価格が高すぎる。6年前モデルM3の新品でさえ5万円以上する。
三脚に固定した状態だと、底の蓋が開かないので、バッテリー交換ができない
SONY RX-100シリーズの主な口コミまとめ

RX100シリーズが向いている人

RX100シリーズは、予算のある「機能全部入りの最強カメラ」が欲しい人におすすめなカメラ。

  • 「金なら出す! とにかく高性能・高機能なカメラが欲しい!」人向け
  • カバンやポケットからサッと撮りだして撮影し、細かい色調整はPC上でゆっくりやる

性能と価格のバランスを考えると、値段が落ち着いてきたRX100M5あたりが良さげ。

F1.8~の明るいレンズと、像面位相差AF搭載で、4K動画も撮影できる。

ポケットに入る小型なスチルカメラとして優秀だが、タッチ液晶がないのが残念。

中でも、ズームを多用したいのであればRX100M6かRX100M7。

他機種では光学3倍ズームであるのに対し、唯一の光学8倍ズームが魅力的。

レンズがF2.8~と少し暗くなってしまうが、操作が圧倒的にしやすいタッチパネル搭載

SONY VLOGCAM ZV-1

ZV-1の特徴

画像をクリックすると、商品ページに飛びます。
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RX100シリーズをベースに動画性能に特化させ、「Vlog」向けとして発売されたカメラ。

強力すぎるオートフォーカス性能に加え、ボタンひとつで切り替えられる「背景ボケモード」、「商品レビュー用設定」、「内蔵マイクが高音質」など、いかにもVlogger向けに作られた機能が多いが、静止画用のスチルカメラとしてのポテンシャルも非常に高い。

別売りもしくはセット(ZV-1G)で用意されているシューティングキットを使えば、すぐにYoutuberライクな動画撮影が手軽にできる。

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発売時期センサーサイズ有効画素数絞り値焦点距離
ZV-12020年6月1.0型約2020万画素F1.8-2.824-70mm
ZV-1の主なスペック

ZV-1の特徴

  • RX100をベースに動画性能を向上させ、「Vlog」向けに特化させたカメラ
  • 強力すぎるオートフォーカス性能に加え、「背景ボケモード」「商品レビュー用設定」などのVlog、Youtuberに嬉しい機能
  • RX100ではチルト液晶だったが、ZV-1では横に開くバリアングル液晶に
  • RX100シリーズより進化した高性能な内蔵マイクに加え、外部マイク端子も使える

ZV-1の口コミまとめ

スクロールできます
デザイングリップがついて、RX100シリーズよりは多少持ちやすくなった
静止画RX100M5と同等の画質性能
RX100M6、M7のズームレンズはなくなったが、明るいレンズになった
動画オートフォーカスが高速で神すぎる
手ブレ補正が悪い、手持ちの歩き撮りだと画面酔いするくらいのレベル、スマホ以下
手ブレ補正強(アクティブモード)にすれば画角がかなり狭くなる
ズームは早いが、ズーム音が大きく録音されてしまう
内蔵マイクがなかなか優秀、モフモフが付属しているのも嬉しい
外部マイク端子が使えるのが良い
操作性メニューをタッチ操作ができないの不便(タッチパネルはフォーカスのみ)
シューティンググリップは優秀だが、もう少し長さがあればよかった
コントールリングがなくなったので、マニュアルフォーカスが合わせにくい
バッテリーRX100シリーズと同様持たない、フルHD撮影で1時間でバッテリーがなくなる
相変わらずMicroUSB端子
機能性商品レビュー用設定が神すぎる
NDフィルター内蔵が良い
内蔵フラッシュやファインダーはなくなったけど、動画メインだと気にならない
美肌モードは嬉しいが使いすぎ注意、不自然になる
液晶バリアングルの使い勝手は良く、撮影の幅が広くなる
自撮り時は目線が左右に動くため、チルト液晶の上下よりも目の動きが不自然
画面を内側に収納できるので、画面保護になる
画面を開くと電源オン、閉じるとオフにできるので、ハンディカムライクに使うこともできる
バリアングルが邪魔になるときがある
その他起動は早いが、シャットダウンは遅い
シューティンググリップを使っていたらバッテリー蓋があかない
Wifiの動画転送が遅い、1分の動画転送で5分くらいかかる
タリーランプが見やすい
10万円程度と、ソニー価格としては比較的良心的
ZV-1の口コミまとめ

ZV-1が向いている人

チューバースタイルで自撮り動画を撮影したいならコレ一択!静止画もよく撮れる1台。

  • とにかく「自撮り動画撮影」がメインなのであれば最強なカメラ(若干撮影環境が限定)
  • YoutuberやVloggerに嬉しい動画機能が多い(美肌モード、商品レビュー用設定、外部マイク端子)

オートフォーカスの性能は神がかっており、頭二つ分ほど抜き出ている。

自身を背景とし、カメラの前に出したヘアピンにさえ高速でピントを合わせることができる。

一度経験してしまうと、もう他のカメラに戻れないほどの衝撃を受ける。

ただし、自撮りでの歩きながら撮影は厳しい

手ブレ補正はいまいち画角が不足気味

歩き撮りならば自撮り棒やジンバルを使うなどの工夫は必要かもしれない。

一応、画角の狭さであればワイドコンバージョンレンズを装着することで解消できるらしい。

]カメラを卓上に固定した撮影スタイル=YoutuberやVloggerライクな撮影がしたいのであればベストカメラ。

AFが強く、手ブレに弱い=カメラ固定で被写体が動く場面の撮影に強い。

つまり、良くも悪くも「チューバーのためのカメラ」といった印象。

他機種にはない「バリアングル液晶」や高性能な内蔵マイク、静止画もある程度綺麗に撮れるレンズ性能に魅力を感じるのであれば有な選択肢。

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Canon PowerShot G7Xシリーズ

G7Xシリーズの特徴

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キャノンのコンデジの中で、1インチセンサー搭載のハイエンドモデルがPowerShot G7 Xシリーズ。

誰でも簡単に使えて、動画も写真もきれいに撮ることができるバランスが良い「オールラウンダー」のカメラとして非常に人気なカメラ。

一眼レフ所有者のサブカメラやVloggerの撮影カメラとしても、よく使われている。

兄弟機として、ほぼ同じ筐体でファインダー付きで5倍ズーム搭載のG5Xシリーズ、チルト液晶なしでよりコンパクトなG9Xシリーズがある。

発売時期センサーサイズ有効画素数絞り値焦点距離
G7X(初代)2014年10月1.0型約2020万画素F1.8-2.824-100mm
G7XM22016年4月1.0型約2010万画素F1.8-2.824-100mm
G7XM32019年8月1.0型約2010万画素F1.8-2.824-100mm
G7Xシリーズの主なスペック

ZV-1の特徴

  • 写真も動画も手軽に綺麗に撮ることができる万能なカメラ
  • 一眼レフのサブカメラ、4K動画撮影用としても人気が高いモデル

シリーズ歴代モデルの違いとして

  • 初代:F1.8スタートの明るいレンズ、自撮りできるチルト液晶、
  • MarkII:より高画質化、手ブレ補正機能の強化、チルト液晶の構造変更
  • MarkIII:より高画質化、4K対応やマイク端子追加など動画機能強化、Youtubeへ直接ライブ配信機能、Bluetooth対応

G7Xシリーズの口コミまとめ

スクロールできます
デザイン黒を基調としたデザインがかっこいい
グリップが持ちやすくホールド感が良いが、サイズの割には重い
RX100に比べてやや大きく、ポケットにはぎりぎり入る
静止画画質は非常に良い
Canonらしい「やわらかい」写真の傾向
明るいレンズで魅力的な写真が撮れる
動画手ブレ補正がなかなか優秀
オートフォーカスは遅い(M2)
FWアップデートで多少マシになったが、オートフォーカスはまだ遅い(M3)
4K撮影をクロップなしで撮れるのは良い(M3)
4K撮影やスローモーションを長時間撮ると発熱でフリーズする(M3)
操作性UIが簡単で、カメラ初心者でも扱いやすい
コントロールリングが使える
バッテリーバッテリーはそこそこ持つ
機能性ズーム4倍がちょうど良く、旅行などでも使いやすい
コンデジには珍しいマイク端子(M3)
単体でタイムラプスが撮影できる
NDフィルター内蔵が良い
液晶下側に45度チルトできるので、ハイアングルでも撮影しやすい(M2、M3)
液晶画面が明るく、日中でも見やすい
タッチパネル操作がしやすく、スマホ感覚で操作できる
その他起動が早く、すぐにシャッターを押せる
性能の割には価格が安く、コスパが良い(M2)
G7Xシリーズの主な口コミまとめ

G7Xシリーズが向いている人

カメラにあまり詳しくなくとも、直感的な操作で手軽に綺麗な撮影ができる優秀なカメラ。

  • 写真も動画もそれなりに綺麗に撮れるコスパ優秀な万能カメラ
  • 動画も撮影できるが、どちらかといえば写真に強い

使い勝手も非常によく、カメラ初心者でも簡単に使えるメニュー操作ができつつ、細かいマニュアル撮影もしっかり対応。

NDフィルターや上下両方に動くチルト液晶、必要十分な光学4倍ズームと優秀なバッテリーも搭載しており、日常や旅行に幅広く使える一台。

オートフォーカスに難有り。自撮りの動画メインだとちょっと苦戦するかも。

レビュー動画や口コミでさんざん言われているのが、オートフォーカス性能の弱さ。

明るい環境下でもオートフォーカスが迷ってしまい、ピントを合わせるのに数秒かかってしまうのが弱点。

新型のMark3のファームウェアアップデートで改善はされたが、まだ完全ではなく、RX100やZV-1には遠く及ばない。

手ブレ補正性能は優秀で、歩き撮りでも安定した動画が撮れる。

AFは弱く、手ブレに強い=カメラが動いて被写体が固定される場面の撮影に強い。

一回ピントさえ合えば、画面内から外れるまではしっかりAFが固定されるので、歩き撮りなどの動画撮影には向いているといえるだろう。

タッチフォーカスでのAFは問題ないので、画面を見ながらピントを合わしてあげることでAF問題は解決できる。

4K動画や外部マイク端子が不要なら、価格が落ち着いているG7XM2がコスパ的にも優秀。

「AF性能は、G7XM3よりマシ」だという意見もある。

静止画の画質や手ブレ補正性能などは、新型とあまり変わらないのでこちらでも十分実用的。

Panasonic Lumix DMC-LX9

LX9の特徴

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高級なライカレンズが搭載されているハイエンドカメラのPanasonic LX9。

LX9以前モデルでは、センサーサイズが1インチ以下だったが、当モデルより1インチサイズの高画質な撮影が可能になった。

競合機種に比べ、開放F1.4の明るいレンズが最大の特徴。コントロールダイヤルやカスタムボタンが多く、マニュアル撮影を多用したい方におすすめ。

4K動画撮影に対応し、秒間30コマの連写でとれる4Kフォト、撮影後にフォーカスポイントを選べる「フォーカスセレクト」、ピント範囲を調整できる「フォーカス合成」など、豊富な撮影ができる。

  • 4Kフォトモード
    • 秒間30コマ連写で、決定的瞬間を撮影できる
    • プリ連写では、シャッターを押す前後1秒間を撮影し、ぴったりな瞬間を選べる
  • フォーカスセレクト
    • 4Kフォトモードでフォーカスポイントをずらしながら連写撮影することで、気に入ったピントの写真を選べる
    • フォーカス合成では、異なるフォーカスポイントの写真を合成することで、自由なピント設定が可能
発売時期センサーサイズ有効画素数絞り値焦点距離
LX92016年11月1.0型約2010万画素F1.4-2.824-72mm
LX9の主なスペック

LX9の特徴

  • 開放F1.4スタートの超明るいレンズと1インチセンサー搭載のハイエンドコンデジ
  • 4K動画撮影や豊富な撮影機能により、使いこなせれば幅広い撮影ができるカメラ
  • コントロールリングやカスタムボタンが多く、マニュアル撮影多用者にぴったり

LX9の口コミまとめ

スクロールできます
デザイン金属感が強く高級感があり、シンプルで良いデザイン
静止画開放F1.4時のボケは大きく、一眼カメラ並みの写真がとれる
画質は、解像度・ダイナミックレンジともに競合より高い
4Kフォトで決定的な瞬間が撮れる
フォーカスセレクトが意外と使える
3cmまで寄れるマクロ撮影がかなり強い
動画手ブレ補正はいまいち。カメラの歩き撮りは厳しい。
ライカレンズのおかげか色が濃く写る
AFは優秀だが、暗所には弱い
4K撮影ができるがクロップされる
操作性メニュー階層になっているUIが使いやすい
絞り用リングが独立していたり、一眼カメラのような操作性
割り当てられるカスタムボタン、ダイヤルが使いやすい
電源レバーが小さく押しにくい
バッテリー
機能性ズームは標準的
NDフィルターなしが残念
液晶チルトは上側に180度のみ
MFの追い込みにタッチパネルが便利
その他性能の割に価格が安い
意外と人気がない!?
良くも悪くも古い機種(2016年発売)
LX9の主な口コミまとめ

LX9が向いている人

F1.4始まりの明るいライカレンズ搭載で、綺麗なボケのある写真が撮れるカメラ。

  • 明るいレンズでマクロ撮影にも強く、しっかりボケ感のある撮影がしたい「物撮り」がメイン
  • 一眼ライクな操作性が、カメラ経験者にとっては扱いやすい

特徴的なのはやはり他社に比べ一段明るいレンズを採用していることで、被写体をよりくっきり見せられる。

超有名なライカレンズは、「色がより濃く写せる」という口コミもあることから、一眼にも負けない撮影ができる。

またコントロールリングやカスタムボタンが豊富にあるので、マニュアル撮影を物理操作で行いたいユーザーによってはメリット。

4K撮影には対応しているが、手ブレ補正はそこまで強くない。

発売された2016年当時としては4K撮影ができるカメラは少なく希少価値は高かったが、今となっては並程度。

また、手ブレ補正はあまり強くないため、手持ちの自撮り撮影の動画だと画面酔いしてしまうレベル。

しっかりホールドできるよう工夫する必要がある。

撮影後にピントを調整できるフォーカスセレクトやフォーカス合成は物撮りに使える!

マクロ撮影が強いことや、ピントを後から調整できる撮影機能が、物撮りとしてはかなり使える。

最大3cmまでしっかり被写体に近寄れることで、ディテールまでくっきり写せて、背景とのメリハリもつけられる。

フォーカス合成を使えば、立体的で奥行きのある被写体全域にピントを合わせることもできるので、より精細な撮影ができる。

迷ったらまずはカメラレンタルサービスで借りてみる

カメラ特化のサブスクサービス「カメラレント」
カメラ特化のサブスクサービス「カメラレント」

今回紹介した高級コンデジは、「高級」と名がつくように価格も高いわけだが、せっかく買うのであればきちんと納得できるカメラを選びたい。

そのためには、実際に実機を触ってみるのが必須なのは言うまでもなく、近くにお店がなくてなかなか実機に触れる機会がない方におすすめしたいのが、カメラのサブスクサービス

カメラのサブスクサービスは、月額定額でカメラをレンタルできるサービスのこと。必要な機材を必要な時に必要な期間だけレンタルすることができ、一眼レフのような高価な機材を、初期費用を抑えて使うことができる。購入前のお試しとして使ってみたいという用途にもぴったりなサービス。

カメラは一定期間使ってみないと自分に合っているかどうかが判断しにくい(特にカメラ初心者)上に、購入後に使いこなせないとなると返品も受け付けてはくれない。

そこで、カメラレンタルを使うことで、実際に自分に合っているか、自分に使いこなせるかをしっかり試すことができる

カメラのサブスクサービスとして、おすすめ3社と主な特徴は以下の通り。

サービス主な特徴価格、最低利用期間
カメラレント業界最安クラスのカメラ特化サブスクサービス
・5つのプランに応じた撮影機材を借りられる
・種類は多くないが、借りたいカメラがあれば最安値で借りられる
3,500円~
1か月~
GooPass月額制でカメラ機材入れ替え放題なサブスクサービス
・9つのプランに応じて、カメラ機材やドローンなどを月額定額でレンタルし放題
・カメラの種類が豊富、新しいカメラであれば大体探せる
5,800円~
1か月~
1週間(一部)~
モノカリ家電やカメラのレンタルサービス
・カメラ以外にも家電、モバイルルーター、ゲーム機など幅広い商品がレンタルできる
・人気の機種が多い、カメラ以外にもついでに別のガジェットも探せる
製品ごとの料金
2泊3日~
おもなカメラサブスク&レンタルサービス

各カメラサブスクサービスの利用紹介については、各記事でまとめてあります。

カメラレントのサービス紹介記事はこちら!

GooPassのサービス紹介記事はこちら!

高級コンデジをレンタルできるサブスクサービス一覧

本記事で紹介した高級コンデジをレンタルできるサブスクサービスは以下の通り。

在庫の数はあまりないため、人気機種であればすぐになくなってしまう。借りたいカメラがあれば常にチェックを。

カメラレントGooPassモノカリ
RX100M7
RX100M6
RX100M5/M5A
RX100M4
RX100M3
RX100M2
RX100
ZV-1
G7XM3
G7XM2
G7X
LX9
カメラサブスクサービスで借りられる高級コンデジ(2021/1/11執筆時)

まとめ

本記事は、【2021年版】高級コンデジのおすすめ4モデル|選び方のポイントや口コミまとめを紹介」という内容をお届けした。

カメラをちょっとかじっているガジェットオタク的な視点で、「スマホよりワンランク上の写真を手軽に撮れる高級コンデジ」の選ぶポイントとして、

高級コンデジを選ぶポイント

  1. 1インチ以上の大型センサーサイズ
  2. F値1.8以上の明るいレンズ
  3. 焦点距離は最低24mm~、光学ズーム有り

を中心に選ぶべき。

それ以外の要素として、手ブレ補正、AF性能、液晶画面のチルト機構などは、自身が使う用途を想定して優先順位をつけること。

そして、おすすめの高級コンデジは以下の4台。

おすすめの高級コンデジ4選

  • 機能全部入りの性能と価格ともに最高「SONY Cyber-shot RX100シリーズ」
  • YoutuberやVlogger向け、自撮り動画撮影メインならコレ一択「SONY VLOGCAM ZV-1」
  • とにかく万能でコスパ優秀なハイスペックカメラ「Canon PowerShot  G7Xシリーズ」
  • 物撮り写真がメイン、マニュアル撮影を多用するなら「Panasonic Lumix LX9」

完璧なカメラは存在しないので、自分の用途に合っているかどうかを確認するためにも、購入前に家電量販店で試したり、カメラのサブスクサービスなどを利用して、実際に触ってみることを強くお勧めする。

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