100mm以上の望遠なんて普段あまり使う機会はないし、必要とあらばデジタルズームで誤魔化してきました。ですが先日、ちょうど幼稚園に通う娘の運動会に行ったことから、望遠撮影に興味を持ちはじめました。
と言っても、望遠ガチ勢のようなバズーカレンズには興味ない。カメラ選びの要素として個人的に絶対に譲れないものは、「携帯性」と「利便性」。
それに、うちの幼稚園のようにそこまで広くない範囲なら、100~200mmくらいもあれば十分なので、そこまで超高倍率もいらない。
- 取り回しが良く、便利に使えるレンズ(カメラ)
- クオリティは、スマホ画面で見て満足できる品質で十分
- あまり予算はかけたくない
といった感じで、自分に合った望遠撮影機材を色々と妄想してみました。
「一眼カメラ+望遠ズームレンズ」という選択肢

クオリティ重視と考えるなら、「一眼カメラ+望遠ズームレンズ」の一択。
手持ちの機材から考えると、カメラボディは愛機のSONY ZV-E10。APSCカメラながら軽量コンパクトでお気に入りの一台。動画専用機なんてよく言われますが、個人的にファインダーいらないし、普通に静止画メインで使っています。シンプルでカメラらしくないガジェット感あるデザインが好き。
カメラとしては満足していますが、欲を言えば、後継機種のZV-E10M2に買い換えたい。新メニューに新機能、そして大容量バッテリーが搭載されていて、非常に魅力的。私の用途で考えると初代と大差はないので、ボディの買い換えは一旦我慢です。
で、組み合わせるレンズとしては、焦点距離のカバー域、絞り値、重量やサイズ感を考慮した結果、「SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS(通称SELP18105G)」が最も有力候補です。
- 全域で絞りf4固定と、まぁまぁ明るいレンズ
- 換算157mm望遠、ボディの全画素超解像ズームを併用すると更に伸ばせる
- 古いレンズ設計だけど、Gレンズブランドなのでクオリティは担保
- おまけに中古相場も安く、入手しやすい
ちなみに、ZV-E10とSELP18105Gの組み合わせで、重量は770g程度。他メーカーの同等と比べてもかなり軽い方なんじゃないかな。
レンズの大きさと性能を考えると結構優秀で、自分のニーズにマッチしている気がします。
「ハイエンドカメラスマホ」という選択肢

最近のスマホカメラの進化はすごいらしい。
フィルターだの、ポートレートだの、AI消しゴムだの、デジカメにはない便利機能がたくさんある。イメージセンサーやエンジンの性能も上がっており、使い方によってはデジカメの上位互換とも言えるかもしれない存在。
Galaxyスマホ愛用者ということもあり、以前はUltraシリーズをメインに使っていました。ですが昨今のスマホ肥大化の影響で、自分にとっては大画面のハイエンドスマホは、持ちにくくて普段使いしにくいと長らくご無沙汰していました。
それに、折り畳みスマホZ Foldシリーズをメインで使いだして数年、もはやキャンディーバースマホには戻れない体。カメラ性能が強い折り畳みスマホがでれば、すぐに飛びつくのですが、現状カメラ性能に満足できそうな折り畳みスマホはなさそうです。
そこでメインスマホとは別に、「ハイエンドスマホをカメラとして使う」と割り切るなら、意外とアリかもしれない。
そこでメインスマホとは別に、「ハイエンドスマホをカメラとしてのみ使う」と割り切って持つなら、意外とアリかもしれない。
と考えたわけです。
早速、最近気になっているハイエンドスマホのカメラスペックを比較してみました。
| 広角 | 望遠 | 超広角 | フロントカメラ | |
|---|---|---|---|---|
| Vivo X300 Pro | 50MP f1.6 1/1.28″ | 200MP f2.7 1/1.4″ | 50MP f2.0 1/2.76″ | 50MP f2.0 1/2.76″ |
| Oppo Find X9 Pro | 50MP f1.5 1/1.28″ | 200MP f2.1 1/1.56″ | 50MP f2.0 1/2.76″ | 50MP f2.0 1/2.76″ |
| Honor Magic 8 Pro | 50MP f1.6 1/1.3″ | 200MP f2.6 1/1.4″ | 50MP f2.0 1/2.88″ | 50MP f2.0 1/2.93″ |
| Xiaomi 15 Ultra | 50MP f1.6 1.0″ | 50MP f1.8 1/2.51″ 200MP f2.6 1/1.4″ | 50MP f2.2 1/2.76″ | 32MP f2.0 1/3.14″ |
| Huawei Pura 80 Ultra | 50MP f1.6-4.0 1.0″ | 50MP f2.4 1/1.28″ 12.5MP f3.6 1/1.28″ | 40MP f2.2 1/2.8″ | 13MP f2.0 ? |
| Galaxy S25 Ultra | 200MP f1.7 1/1.3″ | 10MP f2.4 1/3.52″ 50MP f3.4 1/2.52″ | 50MP f1.9 1/2.5″ | 12MP f2.2 1/3.2″ |
それぞれ長所短所がありますが、私が重視したいのは望遠性能。
中でも面白そうなのが、Vivo X300 ProとOppo Find X9 Proの二機種。なんとオプションで外付け望遠レンズが用意されていて、これを使えば200mmを超える超望遠が実現できるとのこと。
望遠200mm以上の高倍率ズームなのに、大きさは手のひらサイズと超コンパクト。
すごくロマンがあります。

メインスマホを折り畳みスマホにして以来、完全にノーマークだったカメラに特化したスマホという選択肢、大いにあると思います!
まとめ:望遠カメラの妄想は続く
近々どちらかを買うことになるでしょう。
ハイエンドカメラスマホについては、最近発売されたばかりの人気機種が多く、よくレビューで取り上げられています。カメラとしての完成度が非常に高く、すごく興味をそそられています。
さて、もう少しの間、妄想を楽しもうと思います。
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