Surface Proを自宅や外出先で本格的に使おうとすると、どうしてもスペアの電源アダプターが欲しくなる。しかし純正品となると10,000円近くもするため、スペアとして使うには少し高いと感じてしまう。
そこで検討したいと思うのが、互換品の電源ACアダプターだ。
本日はAmazonで販売されているの互換品の中でも、人気のある「BOLWEO」の電源アダプターを購入したので、純正品との比較レビューをお届けしたいと思う。
もくじ
購入したもの
AmazonでSurface Pro 6用の互換ACアダプターは多数販売されているが、今回はレビュー数が一番多いBOLWEOのACアダプターを購入。
Amazonレビューではエセレビューが多いのも事実だが、ある程度の販売実績と信頼できそうなレビューがあったことから、こちらを選択した。
Surface Pro 3、4、5、6と対応しているので、将来旧端末から買い替えを考えている方でもSurface Pro 6までなら使えると思われる。
パッケージと内容物
いかにも中華製とも思える簡素なパッケージ。
パッケージ左上の二つのグッドマークが活かしているデザインだ。
パッケージから製品を取り出してみると、良い意味で裏切られる。
純正のACアダプターとほぼ同じ形状、サイズ感、そして質感も悪くなく、なかなか良いつくりだった。
ACアダプタ本体には丁寧にも透明のペリペリがついており、中華製品によくある「新品なのに開けたら傷だらけだった」ということもない。
純正のACアダプターと並べてみるとこの通り。サイズはほぼ同じだ。
純正アダプタの出力が44Wに対して、BOWELOは36Wと少し低いのが気になる。
厚みもほぼ同じ。
使いやすいと評判のUSB-Aコネクタも全く同じようについている。
ケーブルの太さや付け根の強度も、問題なさそうに思える。
コネクタの形状もほぼ同じ。上からも下からも充電ができるように、両者とも両面に端子がついている。
ここまでだと、ぱっと見ではどちらが純正品か分からないレベルまで精度が高い。
ケーブル自体でようやく両者に違いがでてくる。
メガネコネクタなのは同じだが、ケーブルの長さがBOLWEOの方が長いのと、コンセント側プラグの形状が少し異なっている。
総じて、両者に大きな違いはない。
いうなればケーブルの長さと形状が異なり、BOLWEOの方が出力電圧が少し低くなっている。
BOLWEO ACアダプタの使用感
早速Surface Pro 6に接続し、いざ充電開始。心配していた互換品エラーもなく正常に充電ができている。
コネクタ部のマグネット脱着、充電開始で光るLEDの仕組みも、純正と同じだ。
もちろん、コネクタの向きについても、下から上向きに接続しても、
上から下向きの接続も、両方向で正常に充電されている。
Amazonのレビューでは、基本的に高評価のものが多いが、一部「LEDランプがついているのに充電できない」という報告もある。
私の引き当てた個体については、特に問題なく充電されているのだが、個体差によってはハズレのものもあるかもしれないので、運悪くロシアンルーレットを引き当てないようにしたいものだ。
個体差に注意
使い勝手もそれほど変わらず、純正品の半額以下で購入できるこの互換ACアダプターは、スペアとしては十分な性能ではなかろうか。
ただ、残る懸念点としては、以下の2点。
- 出力電圧
- 耐久性
上述の通り、純正ACアダプタの出力が44Wに対して、BOLWEOのACアダプタが36Wと少し低くなっている。
Windows上で見る限り正常に充電はされているようなので、多少低くても問題はなさそうだが、もしかすると純正ACアダプタより充電速度が遅いことがあるかもしれない。
また耐久性については、しばらく使わないことには語れない。しばらく様子をみていきたいと思う。