以前、訳あって入院しておりました。もともとは1週間程度だと言われていましたが、術後の状態がきつくて、さらに1週間延期してもらいました。
最近の病院は、すぐに追い出されるものなんですね。延期してもらったのも小言を言われて、あまり気分の良いものではありませんでした。
まぁそれはさておき、その際に持っていってよかったと思えるガジェット類をまとめました。なんとなく撮っていたリアル写真を元に、役に立ったポイントを中心に紹介します。
これからもし入院することになってしまった方に向け、ひとつだけ大事なアドバイス。
騒音対策だけは、しっかりと!。
詳しくは、本文で。
持って行ってよかったデバイス6選
16インチ大画面で超軽量2-in-1ノートPC

入院中の暇つぶしや少し仕事をするかもしれないと思い、今のメインPC、『LG Gram 16 2-in-1』を持っていきました。
私の使っているモデルは少し古く、それでも16インチという大画面で重量わずか1.5kg。病院の狭い机はほぼ占領してしまいますが、16インチもあれば顔を画面に近づけなくても非常に見やすいです。

運よく病院にWifi環境があったので、アニメをみて気を紛らわせていました。2-in-1モデルなので、動画を見るときはテントモードにすればスペースも取らず画面タッチで操作は快適。
実際は流しているだけで、ほとんど見る気さえ起きませんでしたが、少しは気分転換になりました。

耳を塞がず音漏れ対策◎、ロングバッテリーなオーディオグラス

私は目が悪くメガネをかけているので、普段から度付きレンズが使えるオーディオグラス『Huawei Eyewear 2』を愛用しています。
特に入院中は看護師や先生が突然診に来たり、常に何があるか分からないので、耳をふさがないで音楽を聴けるのは安心です。
Huawei Eyewear 2は音漏れ対策も優れているので、周りに迷惑をかけないのでよかったです。バッテリーもスペック上は最大11時間持つので、メガネを外して休む時にちょっと充電するだけでも丸1日は余裕で持ちました。

過去に詳しくレビューをしています。

耳栓用、寝ホンも快適なノイキャン付きワイヤレスイヤホン

病室はもちろん相部屋。いろんな人がいるわけで、深夜にも関わらずテレビをスピーカーで垂れ流す人や、とにかくイビキがやばい人など。ペラペラカーテン1枚しか遮るものがない上に、術後の痛みもあって夜は本当に最悪でした。
そんな苦痛を少しでも和らげてくれたのが『SONY LinkBuds S』。つまり耳栓替わりですね。
SONY LinkBuds Sは、そこまでノイズキャンセリングに特化したイヤホンではないですが、不自然な閉塞感もなく、なんせ着け心地がよいので気に入っています。またボディも小さいので、頭を横にしても耳への圧迫感が少なく、長時間つけても大丈夫でした。
SONY LinkBuds Sでなくてもいいんですが、今後入院することがあれば、耳栓やイヤホンなどの騒音対策は必ずすべき。本気で死活問題です。自分の身は自分で守るしかないのです。

充電関連を1台で全て解決してくれるUSB充電器

いつも旅行用に用意しているUSB充電器、『Anker Nano Charging Station (6-in-1, 67W) 』が大活躍。ホテルもそうですが、やはり病院でもコンセントが遠かったり、数が足りなかったりするときに、コレ1台で全て解決してくれます。
- ACケーブル:1.5m
- USB端子:4つ(最大67W急速充電)
- コンセント口:2つ
そして、薄型スリムボディで持ち運びもかさばらず場所をとらないのが素晴らしい。
入院中はほぼベッドから動けなかったので、全ての必要な電源を手元に置けるのはとても便利でした。

痒い所に手が届くコンパクトなモバイルバッテリー

今回の入院で、そこまで活躍はしませんでしたが、かなりコンパクトで使い勝手の良いモバイルバッテリーが『Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)』。
一番気に入っているのは、USB-Cコネクタ内蔵でケーブルいらずの点と、超コンパクトボディだからつなげたままでもデバイスを使いやすい、ということ。スマホ以外に、ワイヤレスイヤホンの充電ケースや小型ハンディファンなど、そもそも内蔵バッテリーが少ないデバイスと合体させると駆動時間を飛躍的に長くすることができます。
とにかく超軽量で超コンパクトなので、外出時のお守りみたいなものでとりあえず携帯しておくと安心です。

抜き差しの面倒から解放してくれるマグネット式USBケーブル

我が家の一軍メインデバイスたちは全て、このマグネット式USBケーブルを使っています。この使い勝手に慣れてしまうと、改めてUSBケーブルの抜き差し動作って無駄だと感じます。
マグネットの磁力も結構強力で、1cmくらいの距離でも近づけるとピタッと引っ付いて充電が開始されます。
この商品以外にも、最近だと100W以上の急速充電ができるものや、有名CIOでも似たような商品が出ていたりしますが、個人的には60Wもあれば事足りるので、コスパ重視でこちらを使っています。(※ちなみに、アリエク購入の方がダンチで安いので、買える人はそちらからがおすすめ)

過去に詳しくレビューをしています。

持っていったけど、使わなかったもの

寝たきりだと体が凝らないか心配で持って行ったハンディマッサージャー『MYTREX』は、結局出番なし。ほとんどベッドの上とはいえ、毎日多少は歩いていたので、私の体だと必要ありませんでした。

持っていこうと思ったけど、やめたもの
ちょうど入院直前にARゴーグル『Meta Quest 3』にハマっていて、「これ、入院で使えるんじゃね?」と思って期待していましたが、さすがにやめておきました。何しに来てるねん!と思われそうでw
それに、いきなりカーテン開けてこんなもの被ってるとさすがに…、ねぇw

まとめ:入院準備は万全に。騒音対策はお忘れなく!
入院した時に持って行ったガジェットを紹介してみると、全てのガジェットが普段から私の一軍お気に入りばかり。
入院生活という心身共に制限のある環境で、当時は本当に苦痛でした。逆に言えば、どこへ行くにせよ、とりあえずこれだけ持っていけば何とかなることが改めて分かりました。
大事なことなのでもう一度言います。
「騒音対策」だけはお忘れなく。
寝られない、休めないっていうのは、本当に辛いですよ。
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