【あと少しでイーサ終了】マイニング初めて半年の感想と今後の戦略【2022年現在】
2021年9月に始めたGPUマイニングですが、早くも半年ほどが経過したので、ここいらでいったん振り返り。
というのも、今年2022年6月には、イーサリアムマイニングが終了する予定になっており、今後どうしようか悩んでいる人も多いはず。
この記事では、半年間のマイニング成果を振り返りながら、今後の私のマイニングの方向性について勝手にまとめてみるよ。
ほな、ぼちぼちいこか。
ということや!
現在のマイニングリグ構成
マイニングを始めてみた2021年の9月、ハマり症の自分をおさえるために設けたマイ・マイニングルールなんて意味をなさず、どっぷり浸かることに…。
そして、半年間でGPUやリグを色々入れ替えた結果、今現在は、
2リグ・16GPU
の運用に落ち着いています。
リグ1はGeForce仕様、リグ2はRadeon仕様のマイニングリグ。
構成はざっくりとこんな感じ!
リグ | 構成GPU | ハッシュレート |
---|---|---|
リグ1 | RTX 3090/RTX 3070Ti/RTX 3070/RTX 2080/RTX A2000 | 430MH/s |
リグ2 | RX 570/RX 5700/RX 5700XT/RX 6800/ RX 6800XT/RADEON VII | 390 MH/s |
リグ1は、GPUハンガーを使ったメタルラックリグ。
窓側に設置して、窓縁にサーキュレータを並べて換気しています。
リグ2は、12GPU搭載可能のマイニングフレーム。
リグ用の超五月蠅い高出力ファンを取り付けて風を送っています。
もともと両リグとも、一般のマザーボードでリグを組んでいましたが、今では2台ともコンパクトなマイニング用マザーボードを使っています。
これを使うと、USB直結でライザーケーブルと接続でき、サイズもコンパクトなのでリグがすっきりしました。
また、GPUを追加したときの認識不良も圧倒的に少ない!初めからこのマザーを使えば良かったとさえ思いました。
電源にはそれぞれ自作PC用電源でPCIeケーブルが多いものを2台ずつ連結させて使用。
1コンセントの最大容量1500Wの80%ルールである1200Wを超えないように注意して動かしてます。
電源容量の管理には、スマートコンセントを使っています。
Switchbotのスマートプラグよりも許容量が多く、Hubなどを使わずに単体で使用できるので便利です。
(ちなみにSwitchbotのスマートプラグはひとつ焦がしました)
2台ともマイニング専用機なので、マイニングOSであるHiveOSでマイニングをしてます。
Windows上でマイニングをしていた時に比べて、遥かに管理・運用しやすいのですごく気に入って使っています。
マイニングプールは、Binance PoolやHiveonpoolを使ってます。
Binance Poolでは、前日24時間に取得した通貨を毎日日本時間午後12時ころに支払われるので、最小支払額がないのが気に入っています。
最近はGPUの入れ替えやチューニングも落ち着いてきたので、メンテナンスや掃除は月1回行う程度です。
なにかリグに問題があれば、スマホのDiscordアプリですぐに通知を知らせてくれるので、最近はHiveOSアプリさえあまり起動させていません。
といった感じで、ひっそりと掘り掘りしている毎日でございます。
半年間の収支報告
2021年9月ころから本格的にマイニングを始めて7カ月間。
一度、収支のご報告をば。
月によってGPU構成が変わったり、マイニングプールを変えたりしていましたが、単純にBinance Poolで取得した分だけをまとめます。
- 平均ハッシュレート
- 取得ETH量
- 取得額(時価で算出)
- 電気代
- 実利益
はこんな感じ。
はい、週ごとのグラフにしてみます。
年末から年明けにかけて、一気にGPUを追加したので、一時的にギガハッシュマイナーに!
それ以降はリグの整理を行いながら、自分が心地良い運用枚数を探ってきて、今の数字に落ち着きました。
そして、リグ2台、GPU16枚とリグ用PCパーツ等で諸々かかった設備費用はざっくりとこんな感じ。
支出項目 | 費用 [円] |
---|---|
GPU | 1,000,000 |
PC/リグパーツ | 210,000 |
合計 | 1,210,000 |
つまり、まとめると、
1,210,000円の設備投資と244,000円の運転資金に対して、7か月の実利益は約489,000円!!
という結果でございました。
ガチマイナーの皆さんからすれば全然大したものではないですが、見よう見まねで始めたマイニングからある程度のアウトプットを得られたということが単純にうれしいわけです!
GPUマイニングで得たもの・学んだこと
仮想通貨
仮想通貨マイニングというからには、もちろん報酬の仮想通貨を得ることができました。
取得通貨は、ガチ保有目的なので、今のところは一切円転しておりません。
確定申告では、取得時の評価額で計算をした値をベースに提出することにしました。
Binance Poolで別の通貨に換えて遊んでみたり、ステーキングとセービングをしつつ、我が家の非常資金にすることにします。
自作PCのトラブルに強くなった
GPUの追加やリグのチューニング中に、本当数多くのトラブルに見舞われました。
中でもよく起きたトラブルとして、
- GPUを追加したのに認識しない
- ライザーカードが不調
- BIOSが起動しない
などなど、寝る間も惜しんでトラブルシューティングしている中で、大体のトラブルに対応できるだけのノウハウを得られたと感じます。
(もちろん、犠牲になった機器も少なからず、グラボも2枚ほどエラーコード43送りにさせてしまいました…。)
Twitterという情報源
これまではウェブページで情報収集することが多かったのですが、今回数多くの情報をTwitterを通して得ることができました。
私自身あまりTwitterを情報収集で使うという頭がなかったこともあり、新しい旬の情報を得るためにはTwitterがベストな方法のひとつだと認識することができました。
この場を借りて、色々情報を共有くださったマイナーの皆様、ありがとうございます!
イーサリアムが終了したらどうする?自分なりの戦略
そんなこんなで、お祭り騒ぎだったイーサリアムのマイニングもいよいよ終焉が近づいております。
ご存じの通り、2022年の6月辺りにはDifficulty Bombの投下およびPOS化移行によってイーサリアムのマイニングが終了すると言われています。
このタイミングで、マイニングを引退する人も増えているようですが、結論、
私は、マイニングを続けます!
イーサマイニングが終了するから、マイニングができなくなると勘違いしている人も多いようですが、イーサリアム以外にもマイニングできる仮想通貨はいくつかあります。
一例をあげると、この辺り。
- イーサリアムクラシック(ETC)
- レイヴンコイン(RVN)
- コンフラックス(CFX)
- エルゴコイン(ERG)
- フラックス(FLX)
これら通貨をマイニングすることの懸念点としては、電気代に対する収益の低さ。
というのも今のETHマイニングでは収益が圧倒的に高いので、電気代やGPU代を考慮してでも十分な収益が得られるので、人気になっているわけです。
もし、収益が電気代以下になってしまうと、マイニングは赤字に…。
確かにこれらのコインは、今現在の価値は低いのは事実。
でも将来、イーサリアムのように伸びてくる可能性があるかもしれないわけですよね?
これから仮想通貨の市場が広がっていくと期待するのであれば、あり得ない話ではないはず!
そう考えることで、将来に夢が持てるんじゃないでしょうか?笑
電気代が上がるにつれて、収益が低いと精神的に辛いのはのは仕方ないですが、電気代を持ち出し続けてもなんとか生活ができると判断したので、私はこのままマイニングを継続することにします。
また、私の場合はマイニングを始めたことが遅かったこともあり、イーサリアムマイニングだけで投資元金を回収しきれそうにはありません。
ということで、ぼちぼち別の通貨をマイニングしながら、ゆっくり回収していくことを目指そうと思っています。
つまり、まとめると、
- 電気代を持ち出ししても生活が困らないからマイニングを続けます。
- マイニングする通貨は未定。色々試しながら、将来伸びてくるであろう「夢」を掘っていきます。
まとめ
以上、仮想通貨初心者がGPUマイニングをはじめて半年間たった感想をまとめました。
最初はどこまで続けられるのか、あまり深く考えずに初めてみたGPUマイニングでしたが、半年ほど続けることで、ある程度形のあるアウトプットが得ることができました。
これからイーサリアムマイニングは終わりに近づいてきますが、今後は別の通貨、いや、別の夢を掘ってやろうと思っています。
ひとまず、ここいらで。
ほな、またぁ!!