【レビュー】コスパの高いEBLのポータブル電源は家族持ちの最初の1台としておすすめ!
アウトドア用や災害時対策として一家に一台ポータブル電源を準備しておきたいものですが、どれを選んでいいのか難しいところ。
ポータブル電源の容量の選び方は、実際に使用する家電の消費電力から計算することで細かく算出できますが、個人的には1000Wクラスもあればかなり安心できるライン。
- 家族で2泊3日程度のキャンプ
- 大人2~4人程度の非常時用電源(スマホ4台分を1日2回フル充電して1週間分と想定)
この記事では、「【レビュー】コスパの高いEBLのポータブル電源は家族持ちの最初の1台としておすすめ!」について書きます。
1000Wクラスのポータブル電源の中でも、今回紹介するEBL ポータブル電源 1000Wは、使用頻度の高いコネクタを中心に搭載しつつコンパクトかつ軽量で必要十分な性能がぎゅっと詰まっているという印象。
実際に使ってみて、「性能」と「使い勝手」と「価格」のバランスがよくて、特に家族持ちの人にとっては、最初の1台としてもかなりちょうど良いポータブル電源でしたので、気になる人はぜひチェックしてみてください!
- 2~3人のアウトドア用途や非常時用電源としても実用的な大出力&大容量!
- 使用頻度の高いコネクタが揃っているコンパクトなサイズ感!
- 1000Wクラスなのに、重さは1歳の子どもくらいの軽さ!
- あると便利なワイヤレス充電とLEDライト内蔵!
- 別売りのソーラーパネルを使えば出先でも充電ができる!
- 安心できる1000Wクラスポータブル電源の中ではコスパが高い!
- ACコンセントからの充電が7~8時間と、やや遅い…
- 1000Wクラスにしてはポート数は標準かやや少なめ…
EBLポータブル電源 1000Wの特徴
実用的でコスパの高い電源:EBL ポータブル電源 1000W
EBLは主に充電池を中心とする商品を販売するメーカーで、Amazonの充電式電池ランキングでは常に上位に並んでいる信頼のあるメーカー。
そんなEBLの販売するポータブル電源には容量別で500Wと1000Wの主に2種類があります。今回紹介するのは容量が大きい方のEBL ポータブル電源 1000Wで、大きく次のような特徴があります。
- 1000Wクラスにしては8.5kgの軽量でコンパクトな設計
- PDやQC3.0など幅広い充電規格に対応し、急速充電が可能
- 安全性高いリチウムバッテリーを採用し、バッテリーのエネルギー効率を最適化、寿命を延長
- 停電時にはランタンやSOS用フラッシュとして使用可能なLEDライトを搭載し、安全性を確保
- MPPT制御方式採用で、充電時間を短縮。高い安全性BMSシステム機能を搭載し、過充電や過放電などを防止。
公式サイトでは、「EBL Portable Power Station Voyager 1000」という名称で販売されています。
EBL ポータブル電源1000Wが家族持ちにおすすめできる理由
EBL ポータブル電源 1000Wが家族持ち向けの最初の1台としてぴったりなポータブル電源だと思う理由としては、
- 1000Wもあればたいていの家電を不自由なく使える
- 複数人の災害時用電源としても余裕のある大容量
- 家族が増えても対応できて長期的に使える
- 同クラスの中では軽量コンパクトで扱いやすい
- 実績と安心感があるブランド
- 一流メーカーの中では価格はリーズナブル
のように、「性能」と「使い勝手」と「価格」のバランスがちょうど良いと感じたから。
ポータブル電源は毎日日常的に使うものではないとはいえ、あまり適当には選びたくありません。大きすぎず少なすぎず、高すぎず安すぎず、それでもって出力と容量にも余裕のあるEBL ポータブル電源 1000Wはちょうどよい選択肢だと感じます。
EBL ポータブル電源 1000Wは、Amazonでは時々セールや割引クーポン対象になっていますので、タイミングが良ければかなりお得に手に入れることができます!
EBL ポータブル電源 1000Wの主なスペック
型番 | MP1000 |
バッテリー | 270000mAh/1000Wh 三元系リチウムバッテリー 定格出力:1000W(瞬間最大2000W) 出力波形:純正弦波 |
出力(給電) | AC出力 x2:110V±10%/60Hz USB-A x3:QC3.0/18W USB-C x1:PD 60W ワイヤレス出力 x1(Qi):10W DC出力 x2(DC5525):14V~8A シガーソケット x1:14V~8A |
入力(充電) | AC充電:100-240V/150W シガーソケット充電:12V ソーラー充電:12-26V/150W |
サイズ | 約290x202x202mm 約8.5kg |
本体 | LEDライト内蔵 |
認証 | PSE、UN38.3、MSDS、FCC、ROHS |
EBL ソーラーパネル 100Wの特徴と主なスペック
EBL ポータブル電源 1000Wは、家庭用コンセントやシガーソケット以外にも太陽光パネルを使って充電することができ、同メーカーからソーラーパネル「EBL ソーラーパネル 100W」が発売されています。
- 単結晶シリコンを使用し、最大23%の高い出力転換率を実現し、充電時間をさらに短縮
- DC5521、DC5525、アンダーソンなど5種類のコネクタが同梱され、市販のほとんどのポータブル電源に対応可能
- 小型軽量で折りたたむことで女性でも持ち運びが容易
- アウトドア活動や災害時の停電など様々なシーンで使用可能
型番 | ESP-100 |
ソーラー電池 | 単結晶シリコンソーラー電池 x2 最大100W |
対応コネクタ | アンダーソン DC5521 DC3515 DC5525 DC7909 |
サイズ | 展開時:約1284x536x130mm 折りたたみ時:約536x640x65mm 約4.6kg |
公式サイトでは、「EBL Solar Apollo 100W Portable Solar Panel」という名称で販売されています。
同メーカーからは100Wを2枚合わせた形の200Wモデルも販売されています。また、コネクタさえ適合すれば別メーカーのバッテリーを充電することも可能です。
EBL ポータブル電源 1000Wの外観デザイン
今回メーカー様から送ってもらったのは、出力の大きいEBL ポータブル電源 1000Wの方になります。
内容物をチェック
- EBL ポータブル電源 1000W 本体
- ACアダプター
- カーチャージャーケーブル
- ソーラーパネル用アダプタケーブル
- マニュアル
EBL ポータブル電源 1000W本体はブラックにオレンジカラーのアクセントが入っており、いかにもアウトドア感のあるデザイン。無骨な形状でいかにも頑丈そうな見た目です。
ボディ全体がオールブラックのポータブル電源よりもオレンジカラーがあることで視認性が高く、暗い環境でもすぐに電源を見つけられるメリットがあるので個人的には良いデザインだと感じます。
コネクタの数は1000Wクラスとしては普通程度で、普段からよく使う必要十分な種類と数が揃っているという印象。
右上にはEBL ポータブル電源 1000Wを充電するための入力端子、下の方は各種給電用のコネクタ。すべての入出力端子は正面に集まっており、グループ分けされているので直感的にどこに接続するのかが一目で分かります。
中央上部には小型のディスプレイがあり、出力や入力状態を確認することができます。バックライトも内蔵しているので、暗いところでもしっかり表示を確認することができます。
両側面は通気口のようになっており、バッテリーの天敵である熱がこもりにくい設計になっています。
天面には、ポータブル電源では珍しいQI規格のワイヤレス充電スペースになっています。
また、太くて握りやすい取っ手部分は収納するとフラットになるので、ワイヤレス充電のスマホを置いたりちょっとした物置きとしても使いやすくなっています。
背面にはEBLのロゴ表記、底面には入出力などの製品仕様が記載されています。
EBL ポータブル電源 1000Wが他のポータブル電源と比べて扱いやすいと感じる理由のひとつが、その軽量さとコンパクトさ。
1000Wクラスといえば10kgを超えるポータブル電源が多い中、EBL ポータブル電源 1000Wは重さ8.5kgと頭一つ抜けています。8.5kgといえば大体1歳児の子どもと同じくらいの重さなので、女性でも簡単に持ち運ぶことができます。
また形状もコンパクトなキューブ型なので置き場所にも困りません。車の後部座席の足元においてもすっきりと収めることができます。
初めてポータブル電源を購入した人の声として、「思ったより大きかった、重かった」という口コミを見かける中、EBL ポータブル電源 1000Wの大きな特徴は、その軽量さとコンパクトさ。
必要最低限のコネクタ数に抑えている代わりに、非常にコンパクトで取り扱いやすいのはEBL ポータブル電源 1000Wの大きなメリットです。
EBL ソーラーパネル 100W
いざACコンセントがない状況でポータブル電源を充電したいときに役立つのがEBL ソーラーパネル 100W。ポータブル電源を頻繁に使う人や非常時対策を真剣に考える人にとって、1台は持っておいて損はありません。
内容物をチェック
- EBL ソーラーパネル 100W 本体
- MC4 TO ANDERSON ケーブル
- MC4 TO DC5521 ケーブル
- 5.5*2.1mm to 5.5*2.5mm アダプター
- 5.5*2.1mm to 7.9*0.9mm アダプター
- 5.5*2.1mm to 3.5*1.5mm アダプター
- マニュアル
EBL ソーラーパネル 100Wは二つ折りになっていて、保管や持ち運びがしやすい設計になっています。
収納時は取っ手付近の樹脂パーツに埋め込まれているマグネットでしっかり固定されており、さっと広げることで簡単に展開することができます。
展開すると、約1284x536x130mmのサイズになる大型のソーラーパネルが表れて、最大100Wの発電が可能です。
ソーラーパネルはフッ素樹脂(ETFE)でラミネートされており、全体的にしっかりした設計になっており、安っぽさは全く感じられません。
耐候性としてはIP65等級で、軽い雨や水しぶき程度は問題なく使えますが、水に浸かってしまうとダメです。
このソーラーパネルですが、細かいところに気が利いていて、ユーザーとしても使いやすい設計に関心させられました。
まずポータブル電源への給電ケーブルはというと、外面の袋の中に収納されています。元のコードは取り外すことはできなさそうですが、失くしてしまったり忘れてしまう心配がないので、この設計はよく考えられています。
また外面にはマジックテープで固定されているキックスタンドが内蔵しており、太陽の向きに合わせて簡単に調整することが可能です。
風が強いとどうしても飛ばされてしまうソーラーパネルですが、内蔵のキックスタンドでちょうど良い角度で固定することもできます。
EBL ポータブル電源 1000WとEBL ソーラーパネル 100Wを同時に持つとこんな感じです。
重さ的には問題ありませんが、EBL ソーラーパネル 100Wの短辺側に取っ手がくるため、持ち運ぶときは身長173cmのワタクシでも地面スレスレになるので、運ぶ際は気を付けた方がいいかもしれません。
EBL ポータブル電源 1000Wのレビュー
ボタンが大きく操作が簡単
EBL ポータブル電源 1000Wの使い方は至って簡単。
電源ボタンを押してバッテリーをオンにした状態で、給電したいデバイスに合わせたコネクタを差し込んで、グループごとのボタンを押すことで給電が開始されます。たったこれだけ。
給電中には液晶画面で出力状態を表示してくれるので、どこのコネクタからどれだけ出力されているのか確認することができます。左上にはバッテリー残量も「%」表示されるので、とても分かりやすいです。
中にはもっと多機能なポータブル電源もあったりしますが、操作が複雑だったり結局使いきれない機能が多かったりします。
EBL ポータブル電源はシンプル操作で、まるでスマホのモバイルバッテリーを扱うような感覚で使うことができるので、初めてポータブル電源を使う人にも簡単に扱えます。
USB/ワイヤレス充電:スマホ、タブレット、ノートPCにうれしいPD充電とワイヤレス充電
EBL ポータブル電源 1000Wは、USB-Aが3口とUSB-Cが1口の給電コネクタ、そしてワイヤレス充電スペースがあります。コネクタの数だけで言えば標準的かちょっと少な目ですが、ハブなしで最大5台のスマホを同時に充電できるので、必要十分な数です。
使用頻度が高めのUSB-Cの充電口はPD60W対応なので、65W充電対応のノートPC程度までなら十分に使えます。もちろんスマホの急速充電にも対応。
USB-AについてはBluetoothスピーカーや小型扇風機など、スマホ以外のデバイス機器を充電する用途に使えます。一応、QC3.0の最大18W急速充電にも対応しているので、USB-Cの口が足りないときはスマホを充電することもできます。
ほかにはない珍しい機能として、EBL ポータブル電源 1000WにはQi規格のワイヤレス充電スペースがあります。出力は10Wで急速ワイヤレス充電にも対応し、わざわざケーブル接続をするまでもないちょこっと充電には便利な機能です。
ただし実際に使ってみたところ、ワイヤレス充電スペースはかなり滑りやすく、EBL ポータブル電源 1000Wを完全に平行な位置に置くか、スマホを滑らないようにする工夫が必要です。
100Vコンセント:1000W出力までの家電であればたいてい使える
当たり前ですがポータブル電源の大本命が、家庭用100Wコンセント搭載でどこでも家電が使えるようになること。EBL ポータブル電源 1000Wは、ACコンセント口が2つついており、合計で最大1000W出力の家電まで使用することができます。
EBL ポータブル電源 1000Wは出力が「純正弦波」、いわゆる家庭用のコンセントに流れている電気に近い「品質の高い電力」が出せます。
粗悪なポータブル電源でありがちな「純正弦波」ではないものを使うと、最大出力を守っていてもきちんと家電が動作しない、それどころか壊してしまう原因にもなりかねないのですが、その点EBL ポータブル電源 1000Wは、安心して普段から使用している家電をどこでも使うことができます。
- 扇風機、サーキュレーター(30W)
- ポータブル冷蔵庫(50W)
- 電気ストーブ(900W)
- 電気毛布(100W)
- コーヒーメーカー(600W)
- たこ焼き機(700W)
- ヘアアイロン(300W)
- ブルーレイ・DVDプレイヤー(40W)
- ゲーミングノートPC(150W)
- ゲーム機:Nintendo Switch(20W)、Wii(45W)、PS5(350W)
- プロジェクター(100W)
1000Wでは出力不足な常用家電の例としてドライヤーがありますが、このあたりを使うためには1500W出力が必要になってくるので、もっと大きくて重たいポータブル電源を選ぶ必要があります(もちろん価格も跳ね上がります)。
どうしてもEBL ポータブル電源 1000Wで大きな消費電力の家電を動かしたい場合は、出力を小さくすることで使えなくもないですが、最初から使うと決まっているのであれば1500Wクラスを選ぶ方が安心です。
- ドライヤー(1200W)
- 電気ケトル(1000W)
- オーブントースター、電子レンジ(1200W)
- ホットプレート(1300W)
- 掃除機(1000W)
EBL ポータブル電源 1000Wには2口のACコネクタがありますが、もっとコンセントを使いたい場合、OAタップでコンセントを増やして使うことも一応できました。
12Vソケット:シガーソケット
EBL ポータブル電源 1000Wには、車載用家電を使うための12Vシガーソケットがあります。
ポータブル冷温庫、掃除機、電気ケトルなど、車載用家電を常に車に積んでいる人にとっては、それら家電をどこでも使うことができるのは大きなメリットです。
例えば既に持っている人が多いであろう車載用掃除機は、テントやタープをたたむ前に中にたまった砂やごみを簡単に掃除することができます。コレ、地味に便利な使い方です!
ソケットは1口だけなので複数使用には向きませんが、既に常備の車載用家電を持っている人や、もっと頻繁にアウトドアを楽しみたい人にとっては、あると便利な機能です。
多様な充電方法で充電ができる
EBL ポータブル電源 1000Wを充電するためには、3つの方法があります。
- ACコンセント
- 車のシガーソケット
- ソーラーパネル
それぞれの充電速度は、実用上で言うと「ACコンセント>シガーソケット>ソーラーパネル(天候次第)」の順番で早く充電できます。
ACコンセント | シガーソケット | ソーラーパネル |
---|---|---|
7~8時間 | 9~11時間 | 6~9時間(150W) |
ポータブル電源を使うつもりであれば事前にACコンセントで充電することが基本的に多いですが、万が一「充電を忘れてしまった」「急遽どうしても使いたい」「外出先でバッテリーが切れてしまった」という場合でも、複数の方法で充電できるのは嬉しいわけです。
充電しながら給電ができるパススルー充電には対応しており、実際問題なく使うことができました。
ですが、バッテリーを痛める可能があるのであまり積極的には使わない方がいいかもしれません。UPSのようなバックアップ電源として使いたいのであれば、それ専用の電源を使う方が無難です。
EBL Portable Power Station Voyager 1000(EBL)
- Can EBL Voyager 1000 be charged while using?
EBL Voyager 1000を使用しながら充電することはできますか?Yes, EBL power station supports pass-through charging. But it is more recommended to use it after charging.
はい、EBLパワーステーションはパススルーチャージングに対応しています。ただし、充電後に使用することを推奨します。
屋外使用で便利なLEDライト/緊急時SOSを搭載
一見地味にも思える機能ですが、やっぱりあると便利なLEDライト。特に非常用電源として想定するなら絶対に搭載しておいてほしい機能のひとつだと個人的に思っています。
LEDライトの明るさは直視できないほどに明るく、若干上向きになっているので広い範囲で周囲を照らしてくれます。
LEDライトの明るさや消費電力の記載は不明ですが、試しに12時間つけっぱなしにしたところバッテリーの減りは1%未満と恐ろしく長持ち!数週間程度なら普通に持ちそうです。
またEBL ポータブル電源 1000WのLEDライトは、点灯後にボタンをダブルクリックすることで救難SOS信号の点滅パターンを再現できるのもよくて、非常用のライトとしても十分だと言えます。
EBL ポータブル電源のここがいまいち
AC充電が遅い
特に目立った弱点はないように感じますが、あえて言うのであれば家庭用コンセントからの充電時間が長いのがデメリット。
空っぽの状態から満充電にするためには、おおよそ7~8時間程度必要とのことなので、いざ出発前にバッテリー残量が少ない状態から充電するのでは間に合いません。
思い立った当日にすぐに満充電にして持ち出したい場合でない限り、前日には充電をチェックすることだと思うので、個人的にはそこまで大きなデメリットだと感じていませんが、他メーカーと比べて充電時間が遅いといえるでしょう。
ポータブル電源のバッテリーを劣化させにくくする運用方法を紹介
「リチウムバッテリーは劣化する」と聞いたことある人も多いでしょうが、EBL ポータブル電源 1000Wに使われているリチウムバッテリーも使い方によっては劣化を早めてしまうことになります。
- 高温多湿の環境で保管
- 満充電(100%)や空っぽ(0%)の状態での保管
- 充電しながらの使用(パススルー)
「たまに出かけるキャンプでの電源」かつ「非常時の電源確保」としてポータブル電源を運用したいワタクシとして、バッテリーの劣化を抑えるためにこのような工夫をしています。
- バッテリー残量は常に70%程度で保管する
- 暗所で涼しい場所に保管する
- 使うと分かっている前日に100%まで充電する
- 屋外で使用するときは直射日光を避けて、なるべく日陰の涼しい場所に設置する
保管時のバッテリー劣化を防ぐためには、風通しの良い暗所で、容量の60~80%程度で保管するのが良いとされているので、満充電に必要な充電時間の大体3分の2(EBL ポータブル電源 1000Wの場合は、約5時間)で充電してから保管しておきます。
そしてキャンプなどで使う予定が分かってから初めて残りの30%を充電して当日に備えます。30%程度であれば、ACコンセントで充電しても2~3時間くらいで満タンになります。
また万が一の非常時にでも、バッテリー容量270,000mAhもあるEBL ポータブル電源 1000Wであれば、たとえバッテリー残量70%であっても、スマホ2台分を1日2回フル充電しても約10日分は充電できる計算で、十分な量です。
それ以外にも使用時や保管時は、とにかく日差しや熱が少ない場所を意識することもバッテリーを安全に使うためには大事です。
せっかく購入したポータブル電源、数回も使わないうちにバッテリーが劣化してしまってはもったいない。ちょっとした工夫ですが、これだけでもバッテリーの劣化を抑えることができるので、ぜひ試してみてください!
1000Wクラスのポータブル電源比較
ここで1000Wクラスの有名なポータブル電源をいくつかピックアップして比較してみます。
EBL ポータブル電源 1000W | Jackery ポータブル電源 1000 Pro | Anker 555 Portable Power Station | |
---|---|---|---|
型番 | MP1000 | JE-1000B | PowerHouse 1024Wh |
バッテリー | 270,000mAh/1000Wh 三元系リチウム 定格出力:1000W 出力波形:純正弦波 | 278,400mAh/1000Wh 三元系リチウム 定格出力:1000W 出力波形:純正弦波 | リン酸鉄リチウム 定格出力:1000W 出力波形:純正弦波 | 320,000mAh/1024Wh
AC出力 | 2 | 3 | 6 |
USB-A出力 | 3 | 2 | 2 |
USB-C出力 | 1 | 2 | 3 |
ワイヤレス給電 | あり | なし | なし |
DC出力 | 2 | なし | なし |
シガーソケット出力 | 1 | 1 | 1 |
充電方法 | ACコンセント シガーソケット ソーラーパネル | ACコンセント シガーソケット ソーラーパネル | ACコンセント シガーソケット ソーラーパネル |
満充電時間(AC) | 7~8時間 | 1.8時間 | 4.1時間 |
LEDライト内蔵 | あり | なし | あり |
サイズ | 約8.5kg | 約290x202x202mm340x262x255mm 約11.5kg | 約350 x 295 x 188mm 約13.1kg |
Amazonで探す | Amazonで探す | Amazonで探す |
3者それぞれで特徴はありますが、ポータブル電源としての使い勝手はそこまで大きく変わりません。ですが、EBL ポータブル電源 1000Wの軽量さ・コンパクトさ、そして価格については大きな差があります。
- コネクタの数:Anker 555 > EBL 1000W = Jackery 1000 Pro
- 充電時間:Jackery 1000 Pro > Anker 555 > EBL 1000W
- 軽量・コンパクトさ:EBL 1000W >> Jackery 1000 Pro > Anker 555
- 価格:EBL 1000W >> Jackery 1000 Pro = Anker 555
どれも人気のポータブル電源なのでどれを選んでも間違いありませんが、普段から使用頻度がそれほど高くない人にとっては、EBL ポータブル電源 1000Wがコスパ的にもちょうどよいと感じます。
まとめ:EBL ポータブル電源 1000Wのレビュー
この記事では、「【レビュー】コスパの高いEBLのポータブル電源は家族持ちの最初の1台としておすすめ!」について書きました。
快適なアウトドア活動や非常時の緊急用電源として注目されているポータブル電源ですが、いろいろな種類や値段もあるので、結局何を買っていいのか分からない。
「一番高性能なものはいらないけど、大出力大容量なのに軽量で使いやすいポータブル電源が欲しい」と感じる人にとって、「性能」と「使い勝手」と「価格」のバランスが優れているEBL ポータブル電源 1000Wは、かなりおすすめできる選択肢のひとつ。
Amazonでも時々セール対象になることがあるので、気になる人はぜひチェックしてみてください!
- 2~3人のアウトドア用途や非常時用電源としても実用的な大出力&大容量!
- 使用頻度の高いコネクタが揃っているコンパクトなサイズ感!
- 1000Wクラスなのに、重さは1歳の子どもくらいの軽さ!
- あると便利なワイヤレス充電とLEDライト内蔵!
- 別売りのソーラーパネルを使えば出先でも充電ができる!
- 安心できる1000Wクラスポータブル電源の中ではコスパが高い!
- ACコンセントからの充電が7~8時間と、やや遅い…
- 1000Wクラスにしてはポート数は標準かやや少なめ…