透明すぎて美しい!デスクを飾るおしゃれで高機能なキーボード|Epomaker TH100のレビュー
あなたにとってテンションの上がるキーボードって何ですか?
打鍵感やキータッチも重要だけど、やっぱり見た目!
見た目がおしゃれなキーボードだと、デスクに座るだけでテンションが上がる!
そんな人にぜひ見てもらいたいのが、Epomaker TH100のキーボードです!
この写真ではわかりづらいかもしれないんですが、実はこのキーボードのキー、クリスタルのように透明になっているんです!
販売元のEpomakerは中華系ハイエンドキーボードで有名なメーカーで、同価格帯の国産キーボードと比べても機能が豊富でしかも高級感があるなどと、最近ワタクシが注目しているキーボードメーカーのひとつです。
そんなEpomakerの新製品が今回紹介するTH100というキーボードです。
- 透明の高品質ポリカーボネート素材のキーキャップ
- 強度と安定性に優れたアルミニウム製のボディ
- RGBバックライト搭載
- 有線・2.4GHz無線・Bluetoothに3つの接続モードに対応
そんなEpomakerのTH100ですが、なんといっても、存在感あるユニークな透明キーキャップに目を奪われます!
この記事では、「透明すぎて美しい!デスクを飾るおしゃれで高機能なキーボード|Epomaker TH100」について書きます。
みかけだけのキーボードかと思いきや、機能面や実際の打鍵感もかなり良いものでした。
外観にパラメーター全振りしつつもしっかり使える実用性の高いキーボード!そんな感じの印象です。
中華系キーボードにゾッコンのワタクシが書きますよ!
人とは違った高機能なメカニカルキーボードをお探しの人は、ぜひチェックしてみてください!
- 透明すぎる美しいクリスタルキーキャップ!
- 重厚感のあるアルミニウムボディで安定感のある打ち心地が心地よい!
- ぎゅっと詰まったキーでテンキー付きフルサイズキーボードとしてはコンパクト!
- 無線・2.4GHz無線・Bluetooth接続全てに対応!
- 1.7Kgは持ち運びには向いていない重量感
- キー同士が詰まっているため誤打してしまう
- キーキャップの刻印が見づらい
- 角度調整用の脚がない
Epomaker TH100の基本情報
キーレイアウト | コンパクト1800系キーボード 100キー |
キースイッチ | 3ピン/5ピン対応 ホットスワップ可能 |
ケース | アルミニウム |
キーキャップ | PC/UVプリント ESAプロファイル |
コネクタ | USB Type-C(脱着可能) |
バッテリー | 搭載 |
ライティング | RGB搭載 |
無線接続 | 2.4GHz Bluetooth 5.0(プロファイル1・2・3) |
カラー | グレー ホワイト |
サイズ・重量 | 375 x 127 x 51 mm 1.7kg |
注目度No.1!透明すぎるキーボード Epomaker TH100のフォトレビュー
付属品をチェック
- USB Type-Cケーブル(写真入れ忘れました)
- キーキャッププーラー
- スイッチプーラー
- キースイッチ予備 x1
- マニュアル類
透き通った透明のキーキャップに目を奪われる
「Epomaker TH100の魅力の9割はこれだ!」といっても過言ではないくらい、圧倒的な存在感を出しているのがこの透明なキーキャップ。
こんなキーボードは他に見たことがありません!
キーボードでよく使われるABSやPBT素材などと同じプラスチックですが、透明感が高く耐久性もあるポリカーボネート素材が使われています。
透明ポリカは街中の街灯カバーなんかにも用いられるくらいその透過性が非常に高く、そして丈夫なのが特徴。
たまに半透明なキーキャップは見かけるのですが、Epomaker TH100のキーキャップほどにクリアなのはほぼ見かけません。
透明感が非常に高く、スペースキーなんて離れてみれば付いていないんじゃないかと思ってしまうくらい。
いくつかキーを取り外してみましたが、あまりにも透明度にうっとり。
ワイングラスにいれると遠目にはもう氷にしかみえない!
というのは少し言い過ぎでした。
まるで天然水の氷のような透明感!ビューティフルです。
サラサラした指ざわりのキーキャップが多い中、Epomaker TH100のキーキャップはツルツルした感触。
とっても、どちらかといえばヌルヌルした指ざわりに近く、非常に独特な感触。例えるなら、金魚飼育なんかのアクリル水槽に触っているような感じ!
透明とはいえボディのベース部分はホワイトなので、白ベースのパソコン環境でもマッチするデザインです。
今回手元に届いたEpomaker TH100のホワイトモデル以外にも、色違いとしてスモークがかかっているようなグレーモデルもあります。
この存在感あるキーキャップは確かに人を選ぶデザインなんですが、このキーボードに興味がある人は間違いなくキーキャップがお目当てでしょう。
Epomakerの公式サイトでは、「EPOMAKER Airy Keycaps」という商品名でキーキャップのみの販売があります。
日本を含む多くの国への送料は無料だそうなので、興味があれば公式サイトをチェックしてみてください!
眺めているだけでウットリしてしまう魅力が、Epomaker TH100にはありました!
アルミ製ボディは重厚感と安定感抜群
存在感ある透明キーキャップ以外に、ボディのクオリティも非常に高いことがこのTH100の特徴!
実はボディ素材にはアルミニウムが使われており、しっかりした重厚感があります。
そして、金属筐体ならではの冷たい無機質の高級感が「いかにもいいキーボード!」という感じがします。
アルミニウムボディのキーボードは剛性が高く、安定したタイピングができると評判で、一部の高級キーボードでは採用されているものもありますが、値段もお高いものが多い。
アルミボディのキーボードは剛性が高く安定したタイピングができると評判の一方で、値段もお高いものがザラにあります。
そんなキーボード体験をこの価格帯で味わえるというのは、すごくいいですね!
タイピングについては後程触れますが、スカスカのプラスチックキーボードとは全く違う心地よさと安心感のある打鍵感は、おそらくこのアルミボディならではの感覚なんでしょう。
実際タイピングしていて、非常に気持ちいいです。
ただその重量通り、持ち運んだりする用途には向いていませんね。
実測で重量は1.6kgもあり、パソコンデスクの上にどっしりと構えて使うためのキーボードです。
ひとつ残念ポイントとしては、角度調整用の脚がないので人によっては高さを調整する工夫が必要になるかもしれません。
キー配列は1800系のコンパクトサイズで「ぎゅっ」と詰まっている
キー配列はアルファベットとテンキー間のHOMEキー周りが省略されている1800系と呼ばれるキーボード。
一般のフルサイズキーボードに比べて横幅が若干スリムでありながら、実用性も備えているキー配列といえるでしょう。
ゲーミングキーボードとしてAmazon売れ筋ランキングで常に上位を獲得している人気の「Razer BlackWidow Lite」は、テンキーを省いたすっきりしたデザインで横幅がスリムなのが特徴。
Epomaker TH100は、Razer BlackWidow Liteより横に1センチ程度だけ伸ばしたのサイズ感なのにテンキーがついているということになります。
逆に、縦の幅はEpomaker TH100のほうが若干スリムになっています。
Razer BlackWidow Lite | Epomaker TH100 |
---|---|
361 x133 x36.2 mm 660.9g | 375 x 127 x 51 mm 1657g(実測) |
見てもわかる通り、全体的にキー同士の隙間がぎゅっと詰まっていて、特にテンキー周りのキーが変則的な配列にも感じます。
最近慣れ親しんだJIS配列から英語配列キーボードに乗り換えたいと特訓中なワタクシですが、個人的なベストコンディションのタイピングと比べて大体7割程度の正確さとスピードでタイピングできています。
英語配列キーボードに慣れると、キーボードの選択肢がぐっと広がる!
実際にタイピングしてみて、キーが隙間なく詰まっているせいかちょくちょく手元を見ないと誤打を連発することもありました。
特に、ファンクションキーの間や矢印キー周りに多少のスペースがあればよかったのですが、この辺りはちょっと使いにくいかもです。
あとは慣れの問題でしょう。
そんなことより、見た目はすごくいいんですよね!
ちょっと変則的だけどこの無駄のない配列で、クリスタルなキーキャップがぎゅっと詰まっている感じは、見ててかなり気持ちいいです!
それだけでも買う価値あり!
RGBバックライトで透明キーキャップがまぶしすぎる【動画あり】
Epomaker TH100の透明キーキャップを生かすべく、こちらはRGBバックライトを搭載しており、ギラギラ光らせることができます。
キーの隙間から光が漏れるようなものではなく、キー自体が透明なのでキーキャップ自体が光っているようにも見えます。
光らせ方のプロファイルもいくつか用意されているので、好みに合わせてシンプルなものからクラブハウスのようにド派手に光らせることも可能です。
また側面のスリットのようなデザインは、LEDがライトアップされていました。
この辺りも、つくりが非常に細かい!
難点としては、光っていようがいまいが良くも悪くもキーの刻印がすごく見づらいこと。
ブラインドタッチができる人ならまだしも、ある程度慣れるまでは指が迷子になります。
この辺りは上級者向けのキーボードだと感じてしまいますね。
暗い部屋で使うと、まさにクラブ状態なEpomaker TH100。
実際に光っている様子を動画に撮って見たので、どうぞ見てみてください!
絶妙なキータッチは好みが分かれそう(個人的にはスキ)【打鍵音あり】
さて、肝心な打鍵感をチェックしていきます。
Epomaker TH100にはメカニカルキーボードのキースイッチでよく使われるGateron軸やCherry軸とは違い、MMD Ice Cream POMスイッチが使われています。
詳しいことはわかりませんが、POM(ポセタール)素材で作られていて耐久性が高いことが特徴だとか。
実際にタイピングをしてみた感じとしては、赤軸のようなリニアスイッチですが、コトコトするような感覚が特徴的。
キーの押し心地はちょっと重めで、以前紹介したEpomaker TH96よりも少し重いので押下圧45g程度といったところでしょうか。
ペンの筆圧やキーの押下圧、とにかく強めが好きなのワタクシにとっては、これくらいが心地よく感じます。
キーキャップはESAプロファイルというEpomakerオリジナルのキー形状。
高さのあるSAプロファイルのバランスをとったようなプロファイルらしいのですが、個人的には少し高いかなとも感じました。
Epomaker TH100は角度調整用の脚がないので、長時間使うのであればパームレストは欲しいかもしれません。
ポリカーボネート製のキーキャップと安定感抜群のアルミボディもあってか、タイピング体験は結構好みです。
実際のタイピング音を動画で撮影したので、ぜひチェックしてみてください!
「寿司打」タイピングなのであまり聞こえませんが、スペースキーだけ高い音が響くのが少し気になりました。あとは総じて悪くないと思います!
有線/無線/Bluetoothに対応!専用ソフトでキーカスタマイズもOK
Epomaker TH100は、この価格帯では珍しく有線接続以外にも2.4GHz無線とBluetooth接続にすべて対応しています!
有線接続には脱着可能なUSB-Cケーブルが使えるのも、うれしいポイント!
取り外せない有線ケーブルやBluetoothには対応していないキーボードは山ほどありますが、全部に対応しているというのもハイエンドキーボードの証。
有線無線の切り替えは、キーボード裏のスイッチで行います。
Bluetoothのプロファイルについても、最大3つまで保存できて、ファンクションキーのショートカットで簡単に切り替えることができて、実用性が非常に高い!
2.4GHz無線接続用のドングルは、キーボード裏面に収納されています。
また専用ソフトによるキーカスタマイズも可能です。
- キーマッピングの変更(通常時、Fnボタン押下時)
- RGB LEDの設定
- マクロの登録・設定
Epomaker TH100は存在感あるみため以外にも高級キーボードクラスの機能を持っているので、デザインと実用性の両方が兼ね備わっているキーボードだと言えますね!
Epomaker TH100はこんな人におすすめ
- 透明のキーキャップにロマンを感じる人、見た目が好みな人
- アルミフレームボディのキーボードを体験したい人
- 有線/2.4GHz無線/Bluetooth接続で、パソコン以外にもタブレットやスマホでキーボードで使いたい人
- キーキャップやキースイッチを好みでカスタマイズしていきたい人
- 高級キーボードに採用されるアルミボディや無線接続などの機能を低価格で手に入れたい人
兎にも角にも見た目の存在感が半端ないキーボードなので、このデザインに惹かれたならそれだけで買いなキーボード!
見た目が9割のおしゃれキーボードなんですが、残り1割の性能や実用性についてもハイエンドキーボードと呼ぶに相応しく、同価格帯の国産キーボードと比べても十分高いので満足して使っていけるキーボードです。
眺めているだけでもうっとりしてしまう美しいキーボード、パソコン作業のテンションを上げてくれること間違いないです!
こんな人にはおすすめできない
- 頻繁にキーボードを持ち運んだりする人
- JIS日本語配列が必要な人
- タイピングに自信がない人
Epomaker TH100はどちらかといえば上級者向けのキーボードといった印象。決して万人受けするようなキーボードではないのは確かです。
透明なキーキャップだけがどうしても欲しい!という人は、Epomakerの公式サイトで同様な透明キーキャップ「EPOMAKER Airy Keycaps」が販売されているようなので、合わせてチェックしてみてください!
機能的に満足なんだけど、透明ではなく別のデザインを見てみたい人は、Epomakerの別のラインナップもぜひチェックしてみてください。例えば、以前レビューしたEpomaker TH96は、落ち着いたおしゃれなデザインで巨大なノブダイヤル機能がついていたりします。
それ以外にもEpomakerのキーボードは個性的かつ実用性の高いものが多いので、一度自分にあったキーボードを探してみてください!
\ 個性的で実用性の高いのが魅力! /
まとめ:Epomaker TH100のレビュー
以上、「透明すぎて美しい!デスクを飾るおしゃれで高機能なキーボード|Epomaker TH100」について書きました。
Epomaker TH100は見た目がほぼ全てなんですが、ハイエンドと呼ぶに相応しい性能と高級感のあるキーボードです。
人とはちょっと違ったキーボードを使ってみたい人はぜひ一度チェックしてみてください!
- 透明すぎる美しいクリスタルキーキャップ!
- 重厚感のあるアルミニウムボディで安定感のある打ち心地が心地よい!
- ぎゅっと詰まったキーでテンキー付きフルサイズキーボードとしてはコンパクト!
- 無線・2.4GHz無線・Bluetooth接続全てに対応!
- 1.7Kgは持ち運びには向いていない重量感
- キー同士が詰まっているため誤打してしまう
- キーキャップの刻印が見づらい
- 角度調整用の脚がない