配線不要な後付けステアリングリモコン「TUNAI Bluetooth メディアボタン」が超便利

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愛車の丸目のシエンタは、10年前のモデルということもあり、ステアリングリモコンがない。せっかくiPad miniを車載専用のカーナビ化させたのは良いものの、音量の調整や曲送りなどが少し煩わしいと感じる。

iPad mini用としてステアリングリモコン的に操作できるリモコンはないものかと探していたところ、私の要望を満たしてくれそうなBluetoothリモコンをAmazonで見つけたので、本日はそれを紹介しようと思う。

結論からいうと、控えめに言って使い心地は最高だった。ただ、少しの不満もなくはない。

では早速紹介していこう。

目次

TUNAI Bluetooth メディアボタン

今回購入してみたのは、TUNAIのメディアボタン ワイヤレス万能リモコンというものだ。正式な商品名がわからないので、本記事では「TUNAI メディアボタン」と呼ばせて頂く。

所謂Bluetoothで接続した端末を操作できるリモコンは数多くあるが、TUNAI Bluetooth メディアボタンはその小型性と長時間バッテリーが特徴になっている。

商品紹介のページを見た感じ、車のハンドルはもちろんバイクや自転車のハンドルに取り付けて使うことを想定しているようだ。これを見た瞬間「求めていたのはこれだ!」と思い、すぐに購入した次第である。

TUNAI メディアボタンの設置

実際にハンドルに取り付けたのがこの写真だ。

取り付けは非常に簡単。まずはマグネットが内蔵された付属のホルダーをゴムでハンドルに固定する。あとはTUNAI メディアボタン本体裏側のマグネットで固定するだけで、ホルダーにしっかりと収まる仕組みになっている。マグネットの強さも十分で、そうそう簡単に外れることはなさそうだ。

TUNAI メディアボタン自体のサイズは、36 x 36 x 10mm
これがまたちょうどシエシエ君のハンドルとほぼ同じ幅となっていたので、実際装着しても違和感は感じられない。

TUNAI メディアボタンの6つのボタンは独立していない一体型ボタンではあるが、それぞれにしっかりとクリック感があるので押し間違えるということはないだろう。触った感触もしっかりして、シルバーのラインが車のデザインとも合っており、安っぽさはあまり気にならない印象

また私の気に入った点として、TUNAI メディアボタンのバッテリーにはボタン電池が使われており、USBケーブルなどの充電がいらないということだ。商品紹介のページでは、「バッテリーは約3年間程度は持つ」とのことなので、これだけ持てば十分だろう。
万一電池がなくなった場合は、裏蓋のネジを開けるとアクセスできるようになっているので、安心して頂きたい。

TUNAI メディアボタンでiPad miniを操作してみる

ペアリング自体は非常に簡単。開封直後はいずれかのボタンを押すと自動でペアリングモードになるので、あとは接続端末(iPad mini)のBluetooth接続設定から「TUNAI」を選択するだけですぐに使えるようになる。

TUNAI メディアボタンには6つのボタンがあり、それぞれ機能が割り振られている。またボタンを押すとLEDランプが点灯するので、リモコンがきちんと反応しているかを確認できるようになっている。

  • 音量アップ
  • 音量ダウン
  • 曲送り
  • 曲戻し
  • 音楽再生/停止
  • 通話

運転中に簡単なメディア操作はハンドルを握っている手の指で簡単に済ませたいので、ボタンの押しやすさは重要なポイントとなってくる。複雑すぎず且つ便利に使える最低限の機能があれば良いのだ。
実際TUNAI メディアボタンは、ボタンの位置やアイコンもシンプルで分かりやすく、ハンドルを持つ手の親指だけで難なく操作することができた。

TUNAI メディアボタンで操作できるアプリについては、端末やアプリにも依存するだろうが、一般的なマルチメディアアプリには対応していると思われる。実際に「Google Play Music」「YouTube」「YouTube Music」で操作を試してみたが、全く問題なく使うことができた

特に音量の調整については、iPad mini本体で行うとなると端末側面のボリュームボタンを押すしかなく、車に端末を固定している状態だと非常に押しづらい。このTUNAI メディアボタンを使えば、親指ひとつで自在に音量調整することができる
ドライブスルーなどで音楽の音量を下げることや停車時の音楽停止なども親指で簡単に操作できるようになる。

不満をいうなれば

TUNAI メディアボタンがあるだけで相当便利になるのは違いなく、基本的には全く不満もないのだが、2点ほど残念だと思ったことを述べさせていただく。

取り付け位置によっては、ハンドル操作でひっかかる

外周の部分にしか取り付ける場所がない場合、ハンドルをきる操作でリモコンホルダーが手に当たって痛いのだ。ハンドルをきってから加速の復元力でハンドルを戻そうとハンドルに手を添えていると、このホルダーの角がひっかかってしまうときがある。

本当はこの位置辺りに取り付けるのがベストなのだろうが、うちの車だとどうしてもクラクションに干渉してしまうため取り付けることはできなかった。
私の場合、最終的には「リモコンを少し内側に傾けることで引っかかりにくいように工夫」したのだが、取り付ける場所についてはある程度事前に考えておいたほうが良いだろう。

マイクは内蔵していない

これは不満というかはリクエストというべきだろう。
TUNAI メディアボタンの通話ボタンによる電話の応答は可能ではあるのだが、マイクやスピーカーは接続先端末のものを使うことになる。せっかくハンドル近くに設置するのであれば、せめてマイクを内蔵してくれればハンズフリーとしても優秀なデバイスになれるだけに少々残念だ。
バッテリーの持ちとの兼ね合いもあるので致し方ないのかもしれないが、今後に期待しておくとしよう。

配線不要!簡単に設置できるBluetoothリモコン「TUNAI メディアボタン」

ドライブ中にスマホやタブレットで音楽を聴く際、音量の調整や曲の操作が煩わしいと思う場面は少なくないだろう。

それらを手元の操作で簡単に行うことができるBluetoothリモコン「TUNAI メディアボタン」は、ドライブをより快適にしてくれること間違いないだろう。

難しい取り付けや複雑な配線は一切不要で、簡単にハンドルに取り付けられるので、是非試してもらいたい。

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