折りたためるスマホはいらない?使い勝手は?メイン端末で感じたメリットとデメリット
折りたたみスマホ、気になりません?
スマホ好きな人なら頑張れば買えなくもないわけですが、メイン端末として乗り換えても本当に大丈夫なのかどうか?不安に感じている人も多いんじゃないかと思います。
この記事では、「折りたためるスマホはいらない?使い勝手は?メイン端末で感じたメリットとデメリット」についてワタクシの個人的主観強めでお伝えします。
この記事の内容
- 折りたたみスマホをメイン端末にして一番感動したところ
- 折りたたみスマホのメリット5つ
- 折りたたみスマホのデメリット5つ
- 折りたたみスマホに対するFAQ
- 折りたたみスマホをオススメできる人とできない人
きっとこのページを見ている人は、折りたたみスマホには興味があるけど、何らかの要因で思い切って購入に進めずに悩んでいることだと思います。
折りたたみスマホのメイン端末運用について熱く語っていますので、何かしらヒントになってくれると幸いです!
メリット | デメリット |
---|---|
1台で小さな画面と大きな画面を使い分けられる 実は折りたたむと大型スマホより持ちやすい マルチタスク操作がしやすい 折りたたみ機構ならではの副産物的機能がちょっと便利 話題になる&注目される | 価格が高すぎる 保護ケース次第でせっかくのコンパクトさが台無し 分厚くて重いことは許容しないといけない 価格に対してハードとソフト面でまだ100%ではない 折りたたみ機種の選択肢が少ない |
折りたたみスマホといっても横折り(Fold)と縦折り(Flip)がありますが、この記事では主に横折りスマホについて言及します。
折りたたみスマホをメイン端末にして一番感動したところ
一般的なスマホに使い慣れてしまったワタクシですが、折りたたみスマホ(Galaxy Z Fold 4)を購入し、SIMカードを移し全てのアプリを移行させて完全メイン端末としてしばらく使ってみました。
結論を言うと、
スマホとタブレットの環境を一元化できることが、折りたたみスマホの一番気に入ったポイントです。
実は先代のGalaxy Z Fold 3を既に購入して使ってはいましたが、あくまでサブ機として運用。なので今回は、SIMカードを指しアプリの移行を全て行った上、メイン端末として初めて生活の中で使ってみました。
メイン端末として使いはじめてしばらく、不思議なことに昔初めてのタブレット iPadを購入したときの感動を思い出しました。
- スマホより画面が大きい!
- ウェブ検索がしやすい!
- 写真・動画や電子書籍が圧倒的に見やすい!
- 持っているだけで楽しいから、どこへでも持っていきたくなる!
ですが、当時タブレット端末で得られたこんな感動も最初だけで、次第には
- 電話やLINEを受信したら、結局スマホを取り出す
- スマホで撮影した写真を見返したい
- 普段からよく使うアプリはやっぱりスマホで開く
- 小さい鞄や手ぶらでお出かけしたいときは、だんだん持ち出さなくなる
- 久しぶりに使ってやろうと思ったらバッテリー切れ
「じゃ、スマホでいいや」となってしまい、すぐに使わず仕舞い。
特にコレがないとできない!目的があるわけでもないライトユーザーにとってはタブレットの使い道って結構難しいんじゃないかと個人的には感じます。
ですが以前の「初iPadは結局すぐに使わなくなった黒歴史」とは違い、折りたたみスマホをメイン端末にしている今では、
スマホを持っている=タブレットも持っている
その結果、いつでも使いたいときに大画面のタブレットが使えるという状況が生まれて、毎日使うのが楽しくなりました。
普段から肌身離さず持ち運んでいるスマホ環境を、場面に応じてタブレットの大画面で使える
このことが、折りたたみスマホをメイン端末として使ってみて個人的に一番気に入ったポイントになっています。
折りたたみ端末のサブ運用は微妙だった
使い方にもよりますが、サブ端末(主にタブレット的な使い道)で折りたたみスマホを選ぶメリットはあまりないと感じます。
実は先代のGalaxy Z Fold 3を既に購入して使ってはいましたが、完全に自宅用のタブレット端末としての運用。当初は新鮮味があって楽しく使っていましたが、実用面として「折りたたみ端末」であるメリットをあまり活かしきれずにおりました。
仕事とプライベートでスマホを使い分けるような人ではなく、普段から使うスマホは1台だけという一般ユーザーからすると、別のメイン端末があるわけで結局はメイン端末環境に依存。
メイン端末とサブ端末を使うのであれば、スマホとしては大きくタブレットとしては小さい折りたたみスマホをわざわざ使う必要はないと感じます。
折りたたみスマホにすることで得たメリット
1台で小さな画面と大きな画面を使い分けられる
出先や移動中は小さなディスプレイでささっと操作、座って落ち着いて触りたいときは大きなディスプレイで快適に、この二刀流的な使い勝手を1台のスマホで実現できるのは、実際に使っていてすごく満足しています!
小さい画面で使う
- 立って移動しながらささっと触りたい
- 電話・メール・SNSなどをチェック
- 天気予報確認・電卓・音楽再生
- ちょっとしたウェブ検索
- 写真・動画を撮る
- 地図アプリで経路をチェック
大きい画面で使う
- 腰に椅子を据えてしっかり触りたい
- しっかりとウェブ検索
- 動画視聴・電子書籍
- 複数のアプリを開いて「ながら操作」
- 撮った写真・動画を編集、シェアする
- ペンを使ってちょっとしたお絵描きやメモ
最近のスマホであればタブレットの使用用途の大半は問題なくカバーできますが、快適さと効率性であればタブレットに軍配が上がります。そして、そのためにタブレットを購入しているユーザーもいるのは事実。
スマホとタブレットの2台持ちならではのメリットはあるにせよ、持ち物をあまり増やしたくない人にとっては、端末1台で二通りの使い勝手が楽しめる折りたたみスマホはこれだけで十分魅力的なわけです。
ワタクシ自身、スマホで難しい操作はしているつもりなく、おそらくほとんどのユーザーの使用用途とさほど変わらないでしょう。
つまり、こんなライトな使い方でも、スマホ生活が快適になったと感じています!
実は折りたたむと大型スマホより持ちやすい
「折りたたみスマホの厚みはスマホ2台分だから重くて持ちにくいんじゃないの?」と感じますが、折りたたんだ状態で手に持った感じは思ったより気にならなかったのは意外な発見でした。
むしろ6.5インチを超えるような大型スマホと比べると、ホールド感や携帯性は折りたたみスマホの方が上です。
というのもスマホを手に持った時に感じる不快感は、手の平に接している面積が少ないせいであり、重いスマホを狭い面積で支えようとしているので負荷がかかっているんだと感じます。
200gを余裕で超える重い大型スマホよりもさらに重い折りたたみスマホですが、手に接している部分が多いため手に持った時の不快感は少ないと感じます。
またポケットにスマホを入れることが多いワタクシですが、出し入れする際の引っ掛かりもそこまでひどくないというのが個人的な感想。
ポケットに入れた状態で歩いても、大型スマホよりは圧迫感が少なく感じます。
決してコンパクトで使いやすい!とは言いませんが、大型スマホと比べるとそこまで悪くはなく、むしろ持ちやすいとさえ感じました。
マルチタスク操作がしやすい
「折りたたみスマホはマルチタスクが使いやすい」「画面が大きいから同時にアプリを表示できる」なんてことが言われています。
「普段のスマホルーチンの中で、そこまでマルチタスクって必要なの?」と正直思っていましたが、これは確かに使ってみると結構便利だなと身をもって感じました。
使い勝手は限定的ですが、個人的に使用頻度が高い、
- 複数のECサイトで商品スペック・価格の比較
- 動画視聴を中断せずに、ウェブ検索やSNSをチェック
- 運転中にマップで経路を表示させながら、音楽を流す
これらの操作について、折りたたみスマホだと使い勝手がとても良いんです!
2つのアプリを上下画面分割で表示させることは一般のAndroidスマホでできますが、ひとつひとつのアプリが非常に小さく、あまり実用的とは感じません。
ですが折りたたみスマホの開いた画面の左右画面分割であれば、実質スマホを2台並べて使っているような感覚で、それぞれの情報表示をしっかり確保できるので「ながら作業」は十分実用的でした。
折りたたみ機構ならではの副産物的機能がちょっと便利
一般のフラットなスマホとは違い、ヒンジを中心に180度展開できる構造がちょっとしたところで便利に使えたりします。
半開きの状態でスマホを立てると、カメラ三脚やスマホスタンド代わりとして使うことができます。
2-in-1のコンバーチブルノートPCのように、いわゆるテントモードにすることで簡単に角度をつけて動画を楽しんだりできるのは便利な機能。
お皿を洗いながらちょっと動画をBGM的に流したいといった場面で、日常的にお世話になっています。
一部の対応アプリでは、90度立てた状態で使うと、まるでノートパソコンのような使い方もできます。
またスマホを開いた状態で、外側ディスプレイのプレビュー画面を確認しながら画質のいいアウトカメラで自撮りができるというのも、折りたたみならではの機能。
なくても困らないけど、あれば使ってみたい便利な使い方がありそうで、使っていて楽しい端末です。
話題になる&注目される
メリットと呼べるかは怪しいところですが、まだまだ珍しい折りたたみスマホなので、周囲から熱い視線が注がれます。
使っている本人にとっては折りたたんだ状態でただ普通にスマホを使っているだけですが、思ってる以上に周りからは気づかれます。
実際に職場でも目をつけられたり、すごく興味を持たれてしまいました。
最近では成長した子供の写真を友人に見せるときなんかに、折りたたみ状態からさりげなく広げると、子供よりも折りたたみスマホの方に興味を持っていかれることもしばしば。
これは明らかにドヤれます!
折りたたみスマホはいらないと思える理由(デメリット)
価格が高すぎる
一台でスマホとタブレットの使い分けができる折りたたみスマホは刺さる人には刺さる素晴らしいデバイスですが、それらのメリットを全てを帳消しにしてしまう大きなデメリットがその価格。
例えばGalaxy Z Fold 4のキャリア販売価格は、20万円越え。一台二役のスマホとはいえ、一般消費者向けのスマートフォンとしてはやっぱり高すぎると言わざるを得ません。
そして端末代金が高いため、多くのデメリットが生まれてしまいます。
- 故障時の修理代金も高くなりがち
- スマホの取り扱いが慎重になりすぎて、精神的に良くない
- 本当は使いたくない分厚い保護ケースを選んでしまう
- 機種変時の買取下取り額の値崩れが心配
仮に折りたたみスマホが一般のフラッグシップスマートフォンと同程度の10万から15万円であれば(それでも十分高いと思う)、「迷ったらまずは使ってみて!」と強く言えるのですが20万円以上であればそうもいきません。
折りたたみスマホの機能性や使い勝手以外にも「折りたたみスマホという体験にお金を喜んで払えるか」というところが鍵なんじゃないかなと思います。
保護ケース次第でせっかくのコンパクトさが台無しに
高い端末だから傷つけたくないがために、スマホケースはつけたいところですが、ケース選びに日々頭を悩ませています。
家電量販店に並んでいる裸のデモ端末を触ってそのコンパクトさに魅了されても、いざメイン端末として購入すると、スマホケースは欲しくなります。
高い端末をしっかり保護できる分厚いケースを試すものの、どうも手のおさまりが悪く、いっそのことアラミドケースや極薄ケースを使おうと思うけど、万が一の落下が怖くて勇気がでない。
実は折りたたみスマホは、メーカー側も耐久性には相当気を遣っているようで、外からの衝撃に対しては一般のスマホ以上に強く設計されており、わざとぶっ壊そうとしない限り耐久性はかなり高いと言えます。
とはいえ、20万円越えのスマホ。傷ひとつさえつけたくないと思ってしまうのが、精神的によろしくありません。
その踏ん切りがつくまで、大事に使わざるを得ないことがやるせません。
分厚くて重いことは許容しないといけない
折りたたみスマホの分厚さと重さに関しては、だいぶ慣れてきたつもりですが、それでも長時間片手で使っているとジワジワその重さを感じます。
Galaxy Z Fold 4をメイン端末で使っている合間に、たまにGalaxy S22 Ultraを手にしてみると229gという重さが軽いとさえ感じます(Galaxy Z Fold 4は裸で263g)。
いくら折りたたむとコンパクトで持ちやすいとはいえ、重さだけはどうしようもありません。スマホケースをつけようもんならなおさらです。
「薄くて軽いこと」と「大画面ディスプレイ」は、今の技術では両立できない。というよりか、今の折りたたみスマホのサイズ感が現状最良の妥協点というべきかもしれません。
重いと感じるかは完全に個人的な主観になりますが、スマホに軽さ・扱いやすさを求めるのであれば、折りたたみスマホは選択肢にはならないでしょう。
価格に対してハードとソフト面でまだ100%ではない
折りたたみスマホといえば、メーカーのフラグシップを超える超フラグシップである必要がありますが、実際カメラ性能は並よりちょっと上程度だったり、ソフト面についてもところどころバグのような動きもあったりします。
これが悪いとは言いませんが、20万円以上も出しているユーザーからすると20万円分の期待値はぐーんと高くなっているわけで、ちょっとした細かいマイナスポイントがあっただけでガッカリしてしまうことになるかもしれません。
技術的な限界は理解しているものの、つまりは、
一般のスマホで完成されていた機能のひとつひとつが、折りたたみスマホではまだ100%ではないことがある。
これから購入を検討している人は、それを理解したうえで「折りたたみスマホで得られる体験」にお金を払うんだ程度に思った方がいいかもしれません。
折りたたみ機種の選択肢が少ない
最近ではようやくいくつかのスマホメーカーから魅力的な折りたたみスマホが発表されつつありますが、メイン端末として日本国内で安心して使いたいのであれば、正規販売のあるGalaxy Z Fold/Flipシリーズ一択になってしまいます。
Galaxy Z Fold/Flipシリーズが決して悪いとは言いませんが、折りたたみスマホの市場がまだまだ小さいことを考えると、今現在そして今後も年に一機種、大体似たような形状や性能で発売されていくことでしょう。
海外では特徴のある魅力的な折りたたみスマホがいくつか販売されていますが、これら端末を日本国内でメインとして使うには課題はまだまだ山積み。
- カメラ性能が高い折りたたみスマホ(Vivo X Fold/HONOR Magic V)
- スリムさを追求した折りたたみスマホ(Xiaomi MIX Fold 2)
- 手に収まるコンパクトな折りたたみスマホ(Oppo Find N2)
そういう意味でも、日本国内でもっと折りたたみスマホの選択肢が増え、自分に合った機種を選べるようになってきた段階で折りたたみスマホを検討するのもひとつの考えです。
折りたたみスマホのFAQ
ここでは、「折りたたみスマホ」によく抱かれるギモンについて、個人的な見解をQ&A形式でいくつかまとめておきます。
Q&A一覧
- 画面半分でゲームしながらブラウジングをしたいんだけど、できる?
- 縦折りスマホ(Flip)か横折りスマホ(Fold)の使い勝手はどう違うの?
- 折り目が気になるらしいけど、どうなの?
- 普段からよくスマホを落とすけど、ヒンジの耐久性ってどうなの?
- タブレットとして使うならiPadでよくね?
- iPhoneユーザーだけど、折りたたみスマホが気になってます…
- iPhoneやGoogleから折りたたみスマホはでないの?
- 今後折りたたみスマホって流行りそう?
- ぶっちゃけ折りたたみスマホって使いやすい?使いにくい?
- 使ってみたいんだけど価格だけがネック…。少しでも安く買う方法はない?
- 画面半分でゲームしながらブラウジングをしたいんだけど、できる?
-
できます。
画面分割で左側にゲーム画面、右側に攻略情報などを検索するということもできます。
ただし、ゲームの対応や快適性については折りたたみソフト側によっても変わるので、全てのゲームが快適に遊べるとは限らないかもしれません。
Galaxy Z Fold 4については、左右分割や上下分割、分割エリアの幅調整などもできるので、比較的柔軟にプレイできると思います。
- 縦折りスマホ(Flip)か横折りスマホ(Fold)の使い勝手はどう違うの?
-
同じ「折りたたみスマホ」ですが、用途や目的が違うと思っています。
構造上の違いはおいておくと、イメージとしてはこんな感じです。
- 縦折り(Flip):大きいスマホをコンパクトに携帯したい
- 折りたたんだ状態だと、シャツの胸ポケットにすっぽり収まるほど圧倒的にコンパクト
- スペック・カメラ性能・バッテリーは控えめ
- カバーディスプレイはちょっとした情報確認しかできない
- 普段あまりスマホを使わない人で、とにかくスマホをコンパクトに携帯したい人向け
- 横折り(Fold):小さめのタブレットをコンパクトに携帯したい
- 普段は大きめのスマホで、開くと小さめのタブレットとして使えるサイズ感
- 閉じた状態でも一般のスマホのように使える
- 小型タブレット並の質量はあるので、スマホとするなら重くてかさばる
- いつ・どこでも大画面でウェブ検索・動画視聴・電子書籍を楽しみたいコンテンツ消費向け
【Galaxy Z Flip5 レビュー】大型カバーディスプレイでできることを徹底検証 5代目にして過去一番の大きな進化をしたともいえるGalaxy Z Flip 5を購入しました。 メインスマホとしてGalaxy Z Fold 4を使用してきましたが、 重いスマホに疲れた カ… - 縦折り(Flip):大きいスマホをコンパクトに携帯したい
- 折り目が気になるらしいけど、どうなの?
-
Galaxy Z Fold 4をメイン端末で使っているワタクシとしては、正直「全く」気になりません。
メインディスプレイでは主に、ウェブ検索・動画視聴・電子書籍という用途にしか使っていませんが、この範囲であれば中心の折り目が気になることはありません。
お絵描きをする人や常に画面全域を使って操作する人は、これまで使っていたガチタブレットと比べられると「気になる」という声は確かにあるでしょう。
どうしても気になるという人は実機で確認してみるといいでしょう。
- 普段からよくスマホを落とすけど、ヒンジの耐久性ってどうなの?
-
可動部のある端末の耐久性について、不安になる気持ちは分かります。
ですが折りたたみスマホは見た目以上に頑丈に設計されているようで、人の身長の高さ程度から落としても基本問題はないでしょう。折りたたみスマホを落として壊れる程度なら、おそらく一般のスマホでも壊れると思います。
どちらかといえば、内側の折り曲がるメインディスプレイの方が気を遣うかもしれません。
とは言いますが、Galaxy Z fold 4でいえば「20万回の開閉テストに耐えられる強度」とのことなので、1日100回開け閉めをしても5年は持つ計算。
どれだけ気を遣っていても壊れるときは壊れますし、それは一般のスマホでも同じ。今の最新技術で設計された折りたたみスマホなので、特段心配しなくてもいいんじゃないかと思います。
とはいえ、やっぱり慎重になってしまうその気持ち、分かります。
- タブレットとして使うならiPadでよくね?
-
明確にタブレットとして使いたいのであれば、もっと安価で買えるタブレットの方が使いやすいでしょう。
ですが、
- タブレットで電話をかけますか?
- タブレットで写真を撮りますか?
- 毎日肌身離さずタブレットを持ち歩きますか?
- スマホとタブレットの使い分け、面倒ではないですか?
折りたたみスマホ(横折り)は、この辺りに魅力を感じる人が買う端末だと感じます。
- iPhoneユーザーだけど、折りたたみスマホが気になってます…
-
ワタクシはiPhoneユーザーではないので、違いはよく分かりません。
こちらの動画では折りたたみスマホに乗り換えた元iPhoneユーザーたちの対談があるので、乗り換えた理由や後悔ポイントなど熱く語っています。ぜひチェックしてみてください。
- iPhoneやGoogleから折りたたみスマホはでないの?
-
正式発表はまだですが、開発はされているらしいですので、近いうちお目にかかれるかもしれません。
特にGoogleのPixelシリーズからは結構近いうちに発表があるかもしれません。
- 今後折りたたみスマホって流行りそう?
-
折りたたみスマホは決して革新的なイノベーションではないですし、世の中には折りたたみスマホにメリットを感じないユーザーが大半。ガラケーやフィーチャーフォンがスマホに置き換わったほどのインパクトはないでしょう。
ですが少なからず、折りたたみスマホのファンも増えており、大手スマホメーカーも力を入れているのは事実。
今後のランナップの中に、あくまでも「ひとつの選択肢」として登場してくるんじゃないかと思います。
- ぶっちゃけ折りたたみスマホって使いやすい?使いにくい?
-
メイン端末としてしばらく使ってきた正直な感想としては、その「両方」です。
ぶっちゃけ生活が何か変わったか?と言ったらそういうことはなく、別に折りたたみでなくても一般のスマホで事足りるといえばその通り。毎日持つものだからこそ軽量でシンプルなものが使いやすい。
そう思う反面、手元のスマホを広げるとタブレットとして大画面で動画や電子書籍を快適に楽しめるという便利さは一度味わってしまうと捨てがたくなるのが正直な感想。
そしてスマホを娯楽として楽しむ時間が増えたように感じます。
この折りたたみスマホで得られる体験が楽しいと感じているから、重たくてかさばって使いにくいと感じても手放せない理由になっているんだと思います。
- 使ってみたいんだけど価格だけがネック…。少しでも安く買う方法はない?
-
ワタクシが普段からスマホ購入で利用しているサービスの一例とその特徴を簡単に紹介しておきます。
購入先 主なサービス 価格 保証 キャリア ドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル白ロムスマホ販売店 イオシス
じゃんぱら
ドスパラ国内ECサイト Amazon
楽天市場フリマサービス メルカリ
ラクマ海外端末販売サービス Expansys
Etoren
Aliexpressスマホの主な購入先とその特徴 スマホのおすすめの購入先- やっぱりメイン端末だから国内で保証を受けられる安心感が欲しい⇒キャリアで購入
- 少しでも安く買いたいけど、国内で保証が受けたい⇒キャリア端末の中古白ロムを購入
- おサイフケータイ不要!保証は何とかする!国内未発売のモデルが欲しい!⇒海外端末を購入
- 保証はいらない!とにかく安く買えたらラッキー!⇒フリマサイトで中古白ロムを購入
修理保証については、国内端末であれば中古購入であってもキャリアに持ち込むことで対応してくれる場合が多いです。
Suicaなどのおサイフケータイ機能がいらないのであれば、少しでも安く手に入れられる海外端末も選択肢に入りますが、国内での修理対応は無理と思った方がいいのでハードルは高くなります。
修理方法はなんとかするとして、その修理代金が怖いという人はモバイル保険という”お守り”も合わせておすすめします。
折りたたみスマホはこんな人におすすめ/おすすめできない
おすすめできる人
- スマホとタブレットの環境を端末一台に集約したい人
- ポケットに入るタブレットサイズの端末が欲しい人
- スマホにワクワク感を求める人
- 重さと厚さと価格を許容できる人
- 「折りたたみスマホで得られる体験」にお金を払える人
もしワタクシが友人から折りたたみスマホを買いたいと相談を受けたら、これらの条件を全て満たすのであれば購入を勧めます。
逆に一つでも満たさない項目があれば、大型のフラグシップスマホ1台もしくはスマホとタブレットの2台持ちを選ぶ方が幸せになれるかもしれません。
やはり「価格面」でのデメリットが大きすぎるので、万人受けする端末とは到底思えません。まさに買っても買わなくても後悔しそうな端末と言えます。
当記事をここまで読んでくれた本気で折りたたみスマホに興味のある人であれば、おそらく既に店頭などで触ったことがあると思うので、これ以上吟味しても悩み続ける一方なんじゃないかと思います。
ここで挙げた5つの項目に全て当てはまるかどうかで、乗り換えを決めましょう!
まとめ:「折りたたみスマホで得られる体験」にお金を払える人は買い!
以上、「折りたためるスマホはいらない?使い勝手は?メイン端末で感じたメリットとデメリット」について熱く語ってきました。
長文になってしまいましたが、ここまで読んでくれたのであればもう答えは出ていると思います。
実際に折りたたみスマホをメイン機としてしばらく使ってきたスマホ好きのワタクシの感想としては、
「なくても困らないけど、あったらスマホ生活が楽しくなり、豊かになった!(気がする)」
ぜひ、良きスマホライフをお過ごしください!
メリット | デメリット |
---|---|
1台で小さな画面と大きな画面を使い分けられる 実は折りたたむと大型スマホより持ちやすい マルチタスク操作がしやすい 折りたたみ機構ならではの副産物的機能がちょっと便利 話題になる&注目される | 価格が高すぎる 保護ケース次第でせっかくのコンパクトさが台無し 分厚くて重いことは許容しないといけない 価格に対してハードとソフト面でまだ100%ではない 折りたたみ機種の選択肢が少ない |