【作例有り】一眼の代わりにGalaxy S22 Ultraで子連れ旅行した感想【カメラレビュー】

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以前、Galaxy S22 Ultraは最強スペックのスマホでカメラは超一流!という記事を書きました。

私がGalaxy S22 Ultraを購入した理由のひとつとして、現状最強クラスのスマホカメラであれば、一眼カメラがなくても十分使えるんじゃないかとの期待があります。
それに、高性能なカメラ性能が目的でGalaxy S22 Ultraの購入を考えている人も少なくないはず。

そこで先日、子連れの小旅行の際に、愛機の一眼カメラa7Cをおうちにお留守番させて、Galaxy S22 Ultraだけで写真・動画撮影を行ってみました。その際に感じた本音の感想をこの記事でまとめたいと思います。

画質がどうのこうのというより、「Galaxy S22 Ultraのカメラでこれだけ便利に使えるよ!」というポイントを中心にお伝えしていきます!

よかったところデメリット
使いやすい画角と高性能なレンズで簡単にきれいな撮影ができる!
簡単な写真編集ならスマホで十分できる!
動画も余裕!スマホで編集して簡単に共有できる!
軽いは正義!荷物が減って旅が楽に楽しめる!
シャッターチャンスが増えて、一層思い出を残せる!
細かいマニュアル撮影は操作がしづらい…
ハイアングル・ローアングルは撮影しにくい
スマホのバッテリーを消費してしまう…
ストレージ容量をかなり消費する…
スマホを使っていると撮影ができない…

\ けっこうやすい! /

目次

今回の旅行で持っていったものと持っていかなかったものたち

私が普段、日帰りや小旅行にもっていく撮影機材は、こんな感じ。

いつもの旅行で持っていく撮影機材
  • ミラーレスカメラ:SONY a7C
  • レンズ1:SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN
  • レンズ2:SAMYANG AF 24mm F1.8 FE
  • シューティンググリップ:GP-VPT2BT
  • カメラバッグ:PeakDesign エブリデイスイング 5L

フルサイズカメラの割には軽量なa7C、軽量な標準ズームレンズと広角レンズ。そして、自撮り棒や三脚代わりになるシューティンググリップをカメラバッグにいれていきます。重量的には、おおよそ2kgのこの機材群。

今回は、これら一眼カメラ一式はお留守番。持っていくのは、Galaxy S22 Ultraと自撮り棒にもなるカメラグリップのShutter Grip2の2つだけ。合わせた重量はたったの、370g。

重さ的に言うと、1700gの軽量化。体積的に言うと、かなりのコンパクト化!に成功!

今回の旅行で持って行った撮影機材
  • カメラ:Galaxy S22 Ultra
  • カメラグリップ:Shutter Grip2

Galaxy S22 Ultraを旅行メインカメラで使ってみた感想

では早速、Galaxy S22 Ultraを旅行のメインカメラとして使ってみた使い勝手をまとめていきます。

使いやすい画角と高性能なレンズで簡単にきれいな撮影ができる!

Galaxy S22 Ultraの4眼カメラ+インカメラは、焦点距離のバランスが非常に良く、多くの場面でちょうど良い画角での撮影ができました。

スクロールできます
広角超広角望遠1望遠2インカメラ
画素数108MP12MP10MP10MP40MP
絞りF1.8F2.2F2.4F4.9F2.2
センサーサイズ1/1.33インチ1/2.55インチ1/3.52インチ1/3.52インチ1/2.82インチ
焦点距離
(35mm換算)
23mm13mm69mm230mm
光学手ブレ補正OISOISOIS
Galaxy S22 Ultraのカメラスペック

メインとなる広角レンズは、普段使いにちょうど良い23mmという焦点距離で、センサーサイズは1/1.33型とかなり大型。絞りもF1.8とかなり明るく、被写体に寄ることで背景をほど良くボカした撮影もできます。薄暗い朝の旅館部屋でも必要十分なディテールを残せました。

ダイナミックレンジも十分
色見もいい感じ
寄れば背景はしっかりボケる
フィルターで白黒もできる
座ったままテーブルフォトもOK
薄暗い朝の部屋

開けた自然の撮影には超広角が便利。F値も2.2とそこそこ明るいため、薄暗い森林の中でもきれいな撮影ができました。

ちょっと寄りたいという場面で便利な望遠3倍ズーム。フォーカスを合わせることができるので、69mmのポートレートレンズとしても使えます。

旅行先でなにかと便利なのが望遠10倍ズーム。ちょっと離れたところの標識を確認したり、自然の中にいる野生動物を拡大してみることも、手軽にできます。あとは、お店や露店などで調理場のクローズアップなんて写真も、お店の目を気にせず撮影することができます。普段はほぼ使うことのない10倍ズームですが、旅先などで使える場面がいくつかありそうです。

インカメラも、40MPとかなり高解像度な画質。手のひらを向けることでシャッターが切れるので、自撮り棒を使いながらの撮影も楽ちんでした。アウトカメラに比べて性能控え目なインカメラが多い中、Galaxy S22 Ultraのインカメラは、下手なアウトカメラよりもきれいに撮影できると感じます。

今回の旅では、ほぼGalaxy S22 Ultraのオート撮影任せで撮影しました。Galaxyカメラならではのビビットな色表現は個人的に好みであり、AIによる撮影補正も優秀。それに、もしもっと色表現にこだわりがあるのであればExpert RAWアプリで撮影すれば、RAW撮影だってできちゃいます。

Galaxy S22 Ultraは13mmの超広角から230mmの超望遠まで幅広い画角と、明るいレンズに大型イメージセンサーで魅力的な写真が撮影できる、旅行では非常に便利で楽しいカメラでした!

簡単な写真編集ならGalaxy S22 Ultraだけで十分こなせる!

Galaxy S22 Ultraはオート撮影でも十分きれいな撮影を補正してくれますが、撮影後にちょっと色見を調整したり、簡単な編集ならアプリ内でできます。露出やコントラストなどの基本調整はもちろん、画像の自動補正やポートレートエフェクトの追加、顔を認識して調整できるフェイスエフェクトなど、便利な編集機能が使えます。

また、観光地なら人が多くて、他人が写り込んでしまうことがよくあります。Galaxy S22 Ultraの写真編集では、オブジェクト消去といったPhotoShopの消しゴムのような機能もあり、結構便利に使えます。そのほかにも、影の除去や反射の除去など、便利な編集機能が多く実装されています。完璧とまでは言えませんが、スマホ単体でここまで編集できるなら、もはや文句はない!

マホで写真を撮影して、そのままスマホで編集して、すぐに共有することも、Galaxy S22 Ultraでは簡単にこなすことができます。それも、かなりハイレベルに行えるので、大満足なわけです!

動画も余裕!スマホで編集して簡単に共有できる!

今回、写真撮影よりも多く撮影したのが動画。写真もいいですが、やはり動画だと動きや音もあるので、後々見返したときの臨場感は違います。特に子供の動画は、大人になってからは宝物になります。

Galaxy S22 Ultraの動画撮影は、4つのアウトカメラ+インカメラで自由に撮影できるので、一眼カメラとは違い、幅広い画角をシームレスに切り替えることができます。更に、超広角カメラ以外の3つのカメラには光学手ブレ補正も内蔵しています。あまり早くカメラを動かさず、ゆっくり歩く分には手ブレの少ない撮影も十分に可能でした。

また個人的に今回の旅行で大活躍したMVPは、カメラグリップのShutter Grip2本体のみだと、長時間構えたまま撮影するのはしんどいですが、このグリップを使えば、スマホをしっかりホールドできるだけでなく、延ばすことで簡易的な自撮り棒に変身!撮りたいシーンに応じて、すぐに使い分けできるので、動きながら撮影する旅行においては本当に重宝しました!

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Galaxy S22 Ultraの手振れ補正は効きが悪いとか、iPhoneと比べて悪いとか報告されるレビューを見かけたりします。私にとっては十分効いていると感じており、あとは撮り方次第でなんとでもなります。というか、5軸5段の光学手ブレ補正内蔵のa7Cよりも動画撮影でははるかに優秀でした!

もし動画をメインで撮影することが目的で、激しく動きながらの撮影や完全に手ブレを消したいのであれば、ジンバルやスタビライザーに載せるか、アクションカムなどで撮影するしかありません。

また一眼カメラで撮影した動画は、パソコンに取り込んで動画編集ソフトでその日のショートムービーにすることが日課だった私。今回は、スマホで撮影後、スマホアプリで動画編集を行ってみましたが、すこぶる簡単!で、感動!

使ったアプリは、CapCutという無料動画編集アプリですが、素人パパの趣味動画編集程度では十分すぎるほど高機能で使いやすかったです。Galaxy S22 Ultraには内蔵のSペンもあるので、細かい操作や調整もしやすい。

パソコンで編集していたときは、数分程度の動画編集でさえ、数日跨いでちょっとずつ編集していたのに比べて、スマホでの動画編集は長風呂の間やテレビを見ながらの合間でもちょっとずつ編集ができます。今回はおおよそ20本の動画と10枚の写真を使って、5分程度の旅行ショートムービーを作成しましたが、所要時間は正味2時間程度で作ることができました。

CapCut - 動画編集アプリ

CapCut – 動画編集アプリ

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そして、作成した動画は、すぐに家族に共有することができるので、まさにワンストップで全てのワークフローがここに成立。素晴らしい!

参考までに、今回の良好で作成したショートムービーのサンプルを用意しました。ディレクターズカット版(顔のシーンはカット、音声はカットでYouTube Audio Musicで音楽上書き)なんで、動画としての不自然さはお許しを。Galaxy S22 Ultraで撮影した動画の雰囲気や手ブレの感じなどを見てもらえると幸いです!全てスマホで撮影して、全てスマホで編集しています。

軽いは正義!荷物が減って旅が楽に楽しめる!

一眼カメラを持ち運んでいたときと比べて、とにかく荷物が軽くできたことがなによりのメリット!

子連れの旅行となると、ただでさえ多い荷物に加え、万が一のためのおむつ・食事・おやつ・おもちゃなど、かなり荷物が増えてしまいます。さらに、子供がぐずったときには抱っこをしたり、走りだしたときにはすぐに追いかけたりと、とにかく身軽である必要があります。

今回のGalaxy S22 Ultra+Shutter Grip2だと、ズボンの後ろポケットにさっと収めることができるので、なにより旅が快適に楽しむことができました。もし一眼カメラセットを持って行ったならば、わちゃわちゃして結局妻に持ってもらうことになり、怒りを買う羽目になっていたかもしれません…。

もう少し子供が大きくなって、ある程度手がかからなくなってきたら、それこそしっかりと一眼カメラを構えて写真や動画撮影に集中できるかもしれませんが、わんぱく盛りの子供の面倒を見ながら大きなカメラを構えるのは精神的にも疲れますし、なにより旅行を楽しめない。

であれば、一眼カメラには及ばないものの、ほどよく満足できるGalaxy S22 Ultraのカメラで写真や動画撮影の手抜きをするのはいいんじゃないかと思います。

やっぱり、旅は身軽が一番!軽いは正義!そういうことです!

シャッターチャンスが増えて、より一層思い出を残せる!

旅行中、どんなタイミングであっても、財布と同じように必ず肌身離さず持ち運んでいるスマホ。身軽になったことで、どこへでも気軽に撮影ができます。例えば、ホテルでの夕食や朝食、コンビニへの夜食の買い出しなど、ちょっとしたタイミングでも、シャッターチャンスが増えます。

夜食の買い出しに行ったコンビニの軒先で出会ったツバメさん(S22 Ultraの望遠10倍)

一眼カメラであれば、恐らくもっていかずに、「あー、カメラもってきたらよかった…」と後悔する場面も、スマホカメラなら撮影することができます。こういう小さいことでも、後々見返すと良い思い出になったりします。

いつなんどきでもシャッターを切れる安心感は、旅行だけでなく普段でもスマホカメラの大きなメリットだと感じます。

Galaxy S22 Ultraが旅のメインカメラとしてイマイチだったところ

細かいマニュアル撮影は操作がしづらい…

Galaxy S22 UltraはAI補正も優秀で、適当に撮ってもそれなりにきれいに写してくれることがメリットの反面、思ったとおりの撮影ができないこともあります。例えば、ちょっと暗くシルエットを強調した写真を撮りたい場面では、オート撮影にすると全体的に明るくなってしまいがち。

この際、プロ撮影(もしくは、Expert RAWアプリ)というマニュアルモードを使って絞り・シャッタースピード・ISO感度を設定しようとしますが、細かい調整をしたいのであればやはり一眼カメラの方が断然上。Galaxy S22 Ultraでもできなくはないですが、一眼カメラのダイヤル操作のように、直感的にとまではいきません。

そもそもスマホ撮影にこだわった撮影には向いていないわけですが、一眼カメラの代替えと考えるのであれば、普段からマニュアル撮影する人はストレスを感じてしまうのは当然かも…。

ハイアングル・ローアングルは画面が見えないので撮影しにくい…

愛用の一眼カメラa7Cには、バリアングル液晶がついており、ハイアングルやローアングルの撮影がとてもしやすかったですが、同じようにS22 Ultraで撮影しようとすると、画面が見えないため、結構苦戦しました。

大体の画角は合わせられますが、あとちょっとの角度の追い込みがなかなか難しいので、結局諦めてしまいます。その結果、一眼カメラと比べて撮影できた写真が単調になりがちだと、後々気づきました。

スマホのバッテリーを消費してしまう…

一眼カメラと同じペースで撮影していると、気づけばバッテリーが半分になっていたりします。今回は比較的少ない撮影枚数でしたが、朝からおおよそ200枚の写真と20本の動画(数十秒~数分)を撮影して、寝る前にはバッテリーが10%弱残りました。

もちろんスマホとしても使用していたので、これでもかなりもった方とも言えますが、さらに多く撮影するひとにとってはモバイルバッテリーは必須かもしれません。

一眼カメラと同じぺースで撮影しているとストレージ容量をかなり消費する…

一眼カメラと同じように撮影しているとすぐにストレージ容量を消費します。特に、4K動画を撮影するとかなりのハイペースで容量をとられます。

スクロールできます
12MP
広角・超広角・イン
108MP
広角
10MP
望遠
40MP
インカメラ
JPEG3MB18MB2.5MB10MB
RAW25MB25MB
静止画1枚当たりの容量目安例
スクロールできます
HD30FHD30FHD604K304K608K24
38MB125MB200MB350MB525MB600MB
動画1分当たりの容量目安例

Galaxy S22 UltraはMicroSD非対応なので、容量がいっぱいになると外部ストレージかオンラインストレージにデータを逃がす必要があります。一眼カメラのように、メモリカードを入れ替えて撮影を続けることができないので、もし外出先で容量いっぱいになってしまうと慌てて不要なデータを消すことになってしまいます。

私が購入したGalaxy S22 Ultraは香港版の512GBモデルなので多少余裕はありますが、国内キャリア販売モデルの256GBだと少し心もとない気もします。頻繁に別のストレージに写すように運用すれば良いのですが、撮影した写真をスマホに溜め込むのであれば、512GBモデルを選ぶ方が良いかもしれません。

スマホを使っていると撮影ができない…

当たり前ですが、スマホを地図ナビとして使っていたり、観光地情報をブラウジングしていたり、子供をあやすためのYouTube再生をしていると、撮影することができません。

致命傷ではないんですが、一台のスマホでなんでもしようとすると、「しまった、撮影できない!」と気付くタイミングがありました。

まとめ

以上、小旅行で一眼カメラの代わりにGalaxy S22 Ultraをメインカメラとして使ってみた感想をまとめました。

一眼カメラには一眼ならではの良さがあることは重々理解しています。しかし、手軽にきれいな写真を撮影して、スマホで鑑賞することが目的であれば、近年のスマホカメラでも十分満足できます。

数あるスマホの中でも、Galaxy S22 Ultraは4つのアウトカメラ+1つのインカメラのバランスが非常に良く、幅広い撮影をきれいに、そして簡単に行えることで大満足なスマホでした。さすがはカメラ最強スマホと言われるだけありました!

やっぱり旅行を楽しむには身軽であることが重要。子連れであるならなおさら、できるだけ持ち物は減らしたいと考えます。

実際にGalaxy S22 Ultraを使ってみて、子連れ旅行を非常に楽に楽しむことができました。それはやっぱり、「旅行は身軽さが一番重要」だってことでした。

Galaxyのカメラは使い勝手のいい便利な機能がたくさんあります。以下の記事でがっつり紹介しているので、詳しく知りたい人はチェックしてみてください!

ひとまず、ここいらで。
ほな、またぁ!!

\ けっこうやすい! /

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